麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

日本新劇俳優協会フェスティバル2017

2017年12月18日 | 制作公演関連
「新劇」という演劇のジャンルが、
ある。・・・「あるのだ」。
一部には「あった」と過去完了で
話される方もいるけれど(@_@)

かつて日本の古典演劇に対して、
西洋劇を輸入することから始まり、
日本の演劇界に新風を吹き込み、
俳優座、文学座、民藝など
現有の老舗劇団が今尚、
その精神・・・そうスタイル
というよりも精神こそが
「新劇」の真骨頂なのやも。

大きく出たが、僕自身が純然たる
新劇人ではなく、余り語ると
ボロが出るので切り上げて、
ブログの本題に入るけれど。

その「新劇」を冠する団体は
時代の趨勢で数を減らして、
日本新劇俳優協会がひとつ。
それから、日本新劇製作者協会。

その俳優協のフェスが今日と明日、
ブレヒトの芝居小屋(武蔵関)で。

会員による作品発表三作品と
協会企画から成り、前者は、
個人による朗読や紙芝居で、
後者は協会の「立体朗読」に
名乗りを挙げた15名による
永井荷風『書出し』の上演だ。

また明日のみ、やはり会員の
津嘉山正種の話を聞く会が
催される(聞き手に岩倉高子)。

・・・書いていて我ながら
若干距離感を感じるけれど、
お手伝いなので実は深くは
把握できていない(^_^;)

昨日は仕込で一日会場にいたが、
『買出し』は、たっぷり30分、
念入りにアップに時間を掛けた。
そして中身も面白かった。

会員は無料(劇団研究生1000円)、
一般は2000円で観劇可能なのだが、
明日はもう完売しているそうだ。
C=C=\(;・_・)/

場当たり、通し稽古を拝見しつつ、
もう一つの「新劇」を掲げる
僕が末席理事にある協会の
機関誌の赤を入れたりしつつ……。

赤といえば。



クリスマスもだが、今日の山手線は
年賀状を書こう!というJPの
広告がまるまる一両のに乗り合わせた。







電車のあと、稽古写真をニ葉。

コメント
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