忘却への扉

 日記? 気づいたこと 何気ないひとこま 明日への伝言 願い 子供たちに 孫たちに そしてあなたに・・ 

くるくるメル

2017-05-21 | 日々

     [ カリカリし過ぎて ボロボロだけど お気に入り。たまに ポールダンスの様に 勢いよく回る。]

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ひみつのかたつむり号

2017-05-20 | 追憶

 読書から遠ざかっていたので、目をならせるためにもと童話を読んだ。【 ひみつのかたつむり号 】 著者・佐藤さとる・作 村上 勉・画 発行・童心社 フォア文庫(岩崎書店・金の星社・童心社・理論社の4社によって協力出版されたもの) 1979年10月第1刷発行 1980年10月第6刷発行とある。
 ● 「毎日新聞」評として裏表紙に それぞれ性格の違う三人の少年たちが、あき地に捨てられたポンコツ自動車を、秘密の基地にして遊ぶ、その喜びを中心にして物語っています。さすがにベテラン作家の筆によるだけあって、少年たちの感情や行動の描き方には、性格の違いを、きめこまかく反映させています。]
 歳の差のある仲間たち、ガキ大将的な存在の年上はいたが、あくまでもまとめ役だった。戦前生まれだが彼らは秘密基地とは呼ばず、砦か隠れ家として遊んだ。山里育ちには遊び場はいくらでもあり、想像を膨らませることができた。
 みんなや兄弟でも遊んだが、一人遊びもよくしていた。母屋のそばの琵琶の木は大海原を行く船になり、ある時には天守閣にも、後で思えば祖父母や母そのほか誰にだって丸見えなのだ。だが、私からは見えず想像の世界に入り込んでいた。
 屋根に上がるのも好きだった。時には寝たり、屋根から飛び降りてもみたが、子どもだったせいかよくケガをしなかったものだ。刃物を持ち使うのも小さいころから自由にできたので、玩具も祖父や兄などに教えてもらい自分で作った。
 大人用の刃物や野山でケガをし、子ども同士のけんかやふざけて血を流したこともあるが、痛さはよくあり我慢もできる。親には内緒でそのうち治ったが、その想い出のいくつかの傷痕は今も残る。
 この本をきっかけに、その後文字数の多い本を拡大鏡?を使いながら数冊読んだ。テレビ番組の選択権は失い、居間にいると嫌味たっぷりの言葉を聞かなければならないので避けるようにもなる。次のどの本を読むか考えるのも楽しみの一つ。
 
 

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共謀罪と憲法改悪阻止しよう

2017-05-19 | 平和を

 【 首相の改憲方針は戦前回帰 】 松山市 男性( 77・無職 )

 ◇3日、安倍首相は改憲を求める民間団体の集会にビデオメッセージという形で改憲内容を公表した。このようなやり方は内容を含めて容認できない。振り返ってみると安倍政権は「集団的自衛権の行使容認」を閣議決定後、「安保関連法案」を強引に国会通過させた。当時、中国の尖閣列島への出没、南沙諸島への進出、韓国との竹島問題など極東アジア状況を巧みに利用したやり方だったようだ。
 ◇国連平和維持活動(PKO)問題での稲田防衛相をはじめ、諸閣僚の資質を欠く多くの発言。また森友学園問題等に対して強引に押しぶたをした。さらに、治安維持法そっくりの「共謀罪=テロ等準備罪」法案、その委員会審議では強引かつ強権な態度である。
 ◇朝鮮半島では、北朝鮮と米国のどちらが挑発しているのかわからなくなるほど緊迫し、その狭間にわが国がある。このような中で今回の改憲発言。そこから見えてくるのは何だろう。私には戦前への回帰しか見えない。だから私は何としても「共謀罪」法案の国会通過と改憲を阻止したい。]
                                    《 こだま 読者の広場 》 地方紙「投稿欄」より

 ( 忘却への扉 ) 【 日本国憲法 】 第十章 最高法規 第九十九条で、「この憲法を尊重し擁護する義務を負う立場にある」、安倍首相が憲法改悪を公表し実施しようと企てること自体が犯罪行為ともいえる。
 強行採決を目指す「共謀罪」に当てはまる行為だろう。首相と自民・公明・維新らは一蓮托生の同罪。さてどのよう罪名で処罰されるのか、他にも現憲法に反する隠しようのない数々の暴挙を犯している。
 「赤信号 みんなで渡れば怖くない」という標語?が昔あったが、国民総背番号制、秘密保護法、盗聴法に戦争法、「共謀罪」法案に憲法改悪ほか。国民の批判に背を向けても、議席を多数占める安倍首相にくみし、一緒に「ルビコン川を渡る」。

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私を排し公に徹する覚悟を

2017-05-18 | 共に

 【 地 軸 】 2017/5/13 地方紙1面下段コラムより

[ 「私に分かるように直さなければ、国民は誰も理解しないわよ」。元国語教師の妻は、25歳下の夫が準備した演説原稿の修正を求めた。その指導のかいがあったのだろう。夫は史上最年少でフランス大統領選に勝利し、妻は「ファーストレディー」になる。
 ▲大統領や首相の夫人を指すこの呼称。168年前、米国のマディソン元大統領のドリーム夫人の葬儀で「彼女は第一級の女性だった」と弔辞に読まれたのを機に、世界中に広まったとされる。
 ▲米国では「良き母」「良き妻」のシンボルとされ、ホワイトハウスでの仕事も多い。外国首脳のもてなしやクリスマスの飾りつけなどを仕切る伝統がある。だが、公的施設の「女主人」でありながら、法律には役割を含め何ら記されてはいない。
 ▲「夫から選出された、給料がもらえない公務員です」。半世紀前、ジョンソン元大統領のバード夫人はこう表現した。「私」を排して「公」に徹する覚悟がにじむ。
 ▲姿勢の違いにあぜんとする。日本の首相は「どこからも事例を受けていない」と強弁し、「夫人は私人」と閣議決定までした。森友学園への国有地売却を巡り、夫人の関与が取り沙汰されたためだ。夫人は沈黙を続け、疑問は消えない。
 ▲「逃げて歩いていたなら、自信は失われるばかり」。フランクリン・ルーズベルト米大統領の絵レノア夫人の言葉を届けたい。どこであれ、国民の理解を得るには丁寧な説明が不可欠なのだから。]

 ( 忘却への扉 ) 「夫人は私人」と閣議決定までして、安倍晋三首相夫人の森友学園国有地低額売却問題への関与の幕引き。安倍首相と夫人がらみの忖度(そんたく)で動いた摩訶不思議な事件もみけし。
 秘密保護法は国家に都合の悪い秘密を隠す法律。私人と言っても安倍晋三氏が首相である限り首相夫人であるのも事実と守られる。
 共謀罪だと時の政権の忖度に従い警察が犯罪だと決めれば一般人も罪になる?冤罪であってもそれを証明する方法も不明、敗戦前の治安維持法を想像。
 隠れんぼで自らと夫を守る気でいる夫人もだが、国民主権の日本であることを再認識し安倍首相にこそ[「私」を排して「公」に徹する覚悟]で政治を行ってほしい。

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語り継がねば

2017-05-17 | 平和を

 【 巡りくる5月8日 】 大阪市池田区 ( 女性・85歳 )

[ 私も高齢になり、今年こそ語り継がねばと思う。今治市が昭和20年5月8日に空襲を受け、今治高等女学校(現今治北高)の生徒11人が直撃弾で即死したことを。
 私は大阪から疎開して今治高女に通っていた。その日、登校中に空襲警報が出た。2列縦隊の先頭を2年生の私と林さんが歩いていたが、学校裏の姫坂山の避難場所へ駆け登った。間もなくブルーンという不気味な音とともにB29の編隊がやって来た。
 ザザーっという爆弾の落下音が聞こえ、「今日は今治が狙われている」と恐怖を感じた。落下音が2度続いた瞬間、雷が10個落ちたような耳をつんざく音とともに爆風が来て、土砂と木の枝が降り注いだ。辺りは薄暗く、爆薬の臭いが立ち込めた。同じ所にいた級友3人と無事を確かめ、その場に伏せていた。
 避難所は上空からは見えない林の中のくぼ地、そこへ爆弾が落ち、11人の学友が即死した。見回りに来られた先生は「みんな死んどる」と男泣きされていた。私たちは山を下り、誰が死んだのかも分からないまま帰宅した。並んで登校した林さんは即死だった。彼女の横顔は鮮明に覚えている。
 毎年、慰霊祭が行われているが、助けを借りずにお参りに行けるのも今年が最後と思っている。]

 ( 忘却への扉 )  戦争体験者の人たちの話を私も多く聞いて来たが、侵略地帰りの召集令状で戦争に駆り出された若い人たちの話には、被害と加害のどちらにも犯罪意識をあまり感じなかった。
 だが、高齢になるにつれ、被害と加害のどちらの話も詳細になり、「戦争をしては駄目だ」との国家への批判をあからさまに口にする人が多くなった。
 軍国主義の洗脳が解けたのではなく、敗戦で戦地から帰還できても二十歳前後で関わった戦争は頭に焼き付き話せないほど、心に深い傷あととなって残っていたのだ。
 語らないまま一生を終えるのは嫌だ。との彼らの意地が「戦争はダメだ」の言葉に現れていると思う。国家による本当の戦争を戦争を知る世代が減少したのを利用し、安倍政権(自民・公明+維新)らは、再び戦争をする日本への変貌を推し進める。憲法違反の戦争へ歯止めをかけるためにも、語り継がねばならない。

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小さな村のとてつもなく大きい判断

2017-05-16 | 共に

 【 地 軸 】 2017/5/7 地方紙1面下段コラムより

[ 古代ギリシャには、君主の座を非合法に奪い取ろうと企てる者を住民投票によって国外追放する制度があった。市民が「危険人物」の名を陶器のかけらに書いて投票したことから「陶片追放」といわれる。
 ▲目的は市民の不満を増幅させて政権を握ろうとする独裁者の出現防止だった。投票の実施を決めたのは全有権者が参加する最高機関「民会」。広場に集まり討論し、内政や外交など重要政策にも市民の声を直接反映させた。
 ▲この直接民主制が日本で導入されるかもしれない。検討を始めたのは愛媛県境に接する人口約400人の高知県大川村。議会を廃し「村総会」を置く考えだ。実現すれば伊豆諸島を除いて初となる。しかし、あくまで「消極的選択」。
 ▲人口減と高齢化が著しく、議員のなり手不足が理由という。これまで定数減でしのいできたが、新人が発掘できず、2年後の村議選では定員割れが見えてきたからだ。
 ▲なり手不足は地方の共通課題でもある。地元に残った若者は青年団や消防団を掛け持ちして忙しく、議員を担う余裕がない。愛媛も人ごとではない。
 ▲陶片追放はその後、悪用されることに。功績をあげた者へのデマを政敵が流し、民会を信じ込ませた。優秀な人材が次々に流出し、国家の衰退を招く一因となった。直接民主制はさように難しい面もある。「過疎先進地」の針路として選ばれるのか。山間部の小さな村の判断はとてつもなく大きい。]

 ( 忘却への扉 ) 自由も民主の欠片もない安倍政権の自民党。同じ与党にしがみ付く公明とは程遠い公明党。高知県大川村が「直接民主制」を検討の報道に、さすが高知のいごっそう(高知の方言で、気骨がある・頑固者の意)と声援を、愛媛ではあり得ないこと。
 何度か行った場所だと、検索で調べてみた。夏季の渇水で貯水用の早明浦ダムが干上がった時が行き初め。2005年(H17)8月私が運転していた。その時姿を現していたのが、抗議の意思を表すために建てたという4階建ての旧庁舎。絶対に水没しない場所のはずが、泥に埋まった1階部分の外3階の全階が普段は常時水の中。ダムが人口を激減させた面もある。
 山を越えれば愛媛県。帰り道、初めて走った国道は未舗装のガードレールもない危険な狭い国道(酷道)。道路ともいえない石ころのゴロゴロした県境を無事抜けて下りたところが当時の別子山村。
 干上がったダムの端に姿を見た元庁舎に、そのような抗議の意思があったとは、今日まで知らずにいた。大川村ならやるかもと、思う。それに比べ、安倍安倍政権の暴走政治に対する国民の反骨精神のなさが恥ずかしい。 5/11

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安倍内閣 迷走答弁連発

2017-05-15 | 共に

 【 地 軸 】 2017/5/11 地方紙1面下段コラムより

[ そもそも何が言いたいのか、ほぼ分からなかった。国会で「安倍内閣の基本姿勢」を問う集中審議が開かれたが、迷走答弁連発に「???」。
 ▲そもそも「共謀罪」法案は罪に問われる対象すら曖昧。一般人は「あり得ない」「なくはない」「嫌疑があれば一般人ではない」。こんがらがったか、法相は「一般人は告発されても捜査対象にならない」と叫んだ。本当に?
 ▲首相の「そもそも発言」も謎。対象は「そもそも罪を犯すことを目的とする集団」と答弁して「そもそも」の定義を問われ、「辞書で調べたら『基本的に』の意味もある。ご存じなかったか」と反撃した。だが、辞書には「初めから、元来」の意味しかなく、「基本的」では対象の限定にはならない。どの辞書?
 ▲唐突に「まずは自衛隊(の明記)」と改憲を提案した首相は「共産党や憲法学者の7,8割が違憲という状況を変えたい」という。そもそも自民は合憲の主張で、9割反対の安全保障関連法は強行採決したはず。
 ▲「憲法審査会の議論が佳境」とも述べたが、今年は4回で9条の話は皆無。野党は「佳境とは、興味深いの意味。全然違う」と「首相の辞書」に疑問を呈した。
 ▲三省堂が昨年末に選んだ「今年の新語」大賞は[ほぼほぼ]。曖昧な[ほぼ]を強調した。より曖昧な言葉が好まれる時代なのだろう。「そもそも」の意味や政治の言葉も「ほぼほぼでいい」とは、とても思えないけれど。]

( 忘却への扉 ) 私のスーパー大辞林にも、「そもそも」=(物事の)最初。起こり。どだい。とあり『基本的に』の意味は載っていなかった。
 安倍晋三出版社か安倍政権発行か自民党社印刷かは知らないが、国民に通用しない自家用で非売品の「国語辞典」だけある、造語を噓の正当化のために悪用し開き直るとは、強弁が過ぎるのでは…。 5/11

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遊具の想い出

2017-05-14 | 追憶

 アンパンマンにドラえもんにきかんしゃトーマス、海辺の道の駅に並んでいた。子ども一人いないけど、幼い孫たちが楽しく遊ぶようすを、笑顔で見つめる娘の姿を見たような…。

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あの言葉に

2017-05-13 | 共に

 国家による大量殺人の、戦争や核発電所事故による死は特に嫌だと思ってきた。いじめを受けての自死報道もよく見る。日本国憲法を疎んじ、自由に戦争のできる国家へと突き進み、命を粗末にする歪んだ政府。
 この歳になるまでに、侵略戦争での殺掠(さつりゃく)と戦死に空襲体験など、体験者やその家族から多数聞いた。身近な人たち病死や事故に老衰での死とも出会い、最後を看取ったことも幾度もある。触れた手の冷たい感触を想い出す。
 いつか行く道、死を怖いと思ったことはない。自然死でなく例え傷ついていても、献体はできると知り猶更、延命治療は拒否する。何があってもまずは献体の会への電話。献体最優先を遺言としている。
 事故で死ぬ寸前で命拾いし、退院で家に着き、玄関を入るところで「死んどったら 良かったがに」。それ以前から現在も遅効性の毒ヲ塗った棘(とげ)のある言葉を聞き続ける日々。だが、これまでは一度も自死を考えたことはなかった。
 70年目を迎えた憲法記念日。子どもの日だったか、日本国憲法の真髄として「個人の尊重と個人の尊厳、」の言葉を書いたが、あのころ二度、自死もありかなとの思いが浮かぶ出来事があった。
 知人が何人も選んだ道であっても、人には奨めず、知人を「悲しませるな」と説得もした。会話も交わせず思いは違っても、一緒を感じていたい。私も場所と方法は決めたが実行するかどうかは、まだ未定。環境が人の行動をも左右させる。

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自主憲法と言うごまかし

2017-05-12 | 平和を

 【 「自主」にこだわる必要ない 】 今治市( 17・高校生 )

 ◇今年で憲法70年を迎え、「自主」憲法制度の気運が高まっている。はたして「自主」にこだわる必要はあるのかと、私は疑問に思う。確かに日本国憲法は連合軍総司令部(GHQ)占領下に制定されたものであり、日本人の憲法は日本人の手でつくり、国の尊厳や誇りを取り戻そうという流れはある。だが、それは改正の理由に足りえない。戦後70年の日本を見れば、日本国憲法の方向性は間違ってはおらず、日本人の生活に合ったものだと断言できる。
 ◇誇りというのであれば、日本人は現憲法を70年間正しく運用してきた。それこそが日本人の誇りである。そもそも誰がつくったかは問題ではない。自動車も飛行機も外国でうまれたものだが、私たちは日常で使っている。憲法も同じで日本人の生活に合っているか、それが優れたものであるかが問題で、誰がつくったかは問題ではない。
 ◇現憲法にも矛盾はある。だから議論することは大いに必要だ。だが、それは感情論ではない。現実にもとづいたものであるべきだ。]
                 《 こだま 読者の広場 【 憲法施行70年に思う 】 》 地方紙「投稿欄」より

 ( 忘却への扉 ) 「憲法とは、国家権力が暴走して国民の人権や自由が侵害されるのを防ぐために国家権力を縛るもの」。
 安倍晋三政権となり、立憲主義と議会制民主主義まで、容赦なく突き崩しファシズムを感じる暴走ぶりは留まる所を知らない。「1強」とはいえ、安倍晋三1政権が、正常な審議も尽くさず報道への圧力など世論操作を行い、「20年までに憲法改正」とまで発言するのは、あまりにも国民無視で拙速すぎる。
 日本国憲法はGHQだけで制定されたのではなく、日本人も関わっている。だからこそ、国民大衆は戦争のない自由な私たちの憲法を得た喜びに歓喜したのだ。
 三国同盟を結び同じく戦争に敗北したイタリアとドイツは反省し、国民が自国の戦争犯罪を裁いた。だが、日本は軍国主義の洗脳・マインドコントロールが染みつき、自ら戦争犯罪者を裁くことさえできなかった。
 明治以来の大日本帝国憲法と国家神道の軍国主義が焼き付いた日本人が、当時「自主」憲法案は出したが、大日本帝国憲法を引きずるだけだったのである。
 その軍国主義で大日本帝国憲法(ドイツ・プロシャの立憲君主を範とし)に近い憲法を再びと、狙うのが安倍政権らの野望。現憲法にも矛盾はあるといっても、現憲法ができてすぐ朝鮮戦争勃発。米軍支援のために9条が邪魔で後の自衛隊、警察予備隊を作るなど、憲法の弱体化を日米同盟で進めてきたとも言える。

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