【 北朝鮮情勢 戦争回避祈る 】 松山市 男性( 70・無職 )
◇このところテレビ番組で北朝鮮情勢に関することが盛んに報道されている。ミサイルが日本本土に着弾した時のために、核シェルターや防毒マスクまで紹介されていて、核戦争がすぐにでも起きるかのような取り上げ方である。常識的に考えても、そのようなことになれば日本はもちろん、朝鮮半島の近隣は何もかも失うだろう。
◇先日、安倍晋三首相は「北朝鮮はミサイルにサリンを載せて飛ばす能力を持っている」と発言した。私は、首相自ら国民の不安をあおるような発言をするのはあまりにも不用意で非常識極まりない、と思う。
◇中国が北朝鮮を説得することで、戦争状態になることはないと信じる。どこの国にも将来を背負う大切な子どもたちがいる。その子どもたちの小さな胸を痛めることがないようにと願う。愚かな戦争がアジアで再び起きることがないようにと祈るばかりだ。]
《 こだま 読者の広場 》 地方紙「投稿欄」より
( 忘却への扉 ) 日本国憲法とはかけ離れた暴走政治を行っている、日本会議と神社本庁系の安倍政権与党に付随野党連合。日本の戦争への道を狙う党と組織にとって、北朝鮮情勢の緊迫状態は都合がよい?。
国境なき記者団(本部パリ)が、4月26日発表した報道の自由度に関する結果発表によると、日本は180国のうち72位。順位は変わらず、だが、イタリアに抜かれ先進国で最下位に。
記者クラブ制度により、フリーや外国人メディアへの冷遇も。11年の東京電力福島原発事故をめぐる問題提起以降下降傾向。
安倍政権下で成立した特定秘密保護法を機に、報道への抑圧がさらに強まった。安倍政権の圧力とお食事会作戦で大手メディアの自主規制も定着した。
挑発行為は、北朝鮮だけでなく、トランプ米国とその腰巾着安倍首相も似たり寄ったり。[首相自ら国民の不安をあおるような発言はあまりにも不用意で非常識極まる]。秘密法に上乗せする共謀罪となると、報道の自由度は急斜面を滑り落ち、国民への抑圧に歯止めが利かなくなる。(4/27)