【 安倍政権下 改憲気運に不安 】 東温市 男性( 80・無職 )
◇私が子どもの頃はモノ不足で、消しゴムさえ店に置いてないことがあり、指につばを付けて文字を消した。戦後、時代が進み、徐々に米国並みの文化的な生活が送れるようになった。スーパーやコンビニなどに品物がいっぱい並んで大勢の人が楽しそうに買い物をしている姿を見るにつけ、この平和がいつまでも続いてほしいと考える。
◇若い人たちは生まれた時から今の文化的な生活に慣れてしまっているが、いったん戦争が起これば、これらは全て崩壊しかねないことを強く認識してもらいたい。集団登校の子どもたちを見守っているときも、この子たちの将来がいつまでも安全であってほしいと願っている。
◇しかるに、安倍政権が長期になり何としても憲法を変えようとする機運が高まっているようで、不安がよぎる。国民の知らないうちに、内容のよく理解できない法律が次々と制定されるのも不可解だ。決して戦前の日本に戻してはならない。戦争のできる憲法にしてはならない。言論統制など敷いてはならない。国民は政治に無関心になってはいけない。]
《 こだま 読者の広場 【 憲法施行70年に思う 】 》 地方紙「投稿欄」より
( 忘却への扉 ) コンビニにスーパーやドラッグストア、隣り町に出ればこれほど必要かと思う数の店舗ができた。だが、村が町となりあちこちにあった文房具店も全て姿を消して数十年がたつ。
コンビニなど利用するし見慣れたはずなのに、違和感があるのはなぜだろう。商品の種類も増え若い店員たちの客への対応する言葉は、どこも変わり映えがしない。
接客サービス教育で教えられた言葉の範囲でしか話せない店員が多い。分かってはいるけど、時に私の方から話しかけてみると、たまに、個人として話してくれるちょっとしたことに、うれしくなる。
安倍晋三政権で言論統制は厳しさを増し機能を発揮し、国民に無口を強いるようになってきた。国民弾圧だけでなく、安倍政権を支えるはずの自民・公明+維新ら党内さえも言論統制で自由がない。政治に対する無関心は危険な今後を表している。犠牲になるのは無関心でいるわれわれだけなどありえず、一般大衆を引きずり込む巨大なアリ地獄、今あるのは虚構の平和。