忘却への扉

 日記? 気づいたこと 何気ないひとこま 明日への伝言 願い 子供たちに 孫たちに そしてあなたに・・ 

花とおじさん

2012-11-28 | 日々
 新聞で知りすぐに行ったのだけれどたどり着けなかったたくさんの皇帝ダリアを植えられた場所に向かって、日を改めて出発し山への道路を走り到着できたと花が見えてわかる。
 花の列が続く家の道路を大きな竹カゴを引っぱり歩いていた人に「皇帝ダリアを見せてもらいに来たんですが」と尋ねると、その家の人だった。
 丈が5~6mに伸び花を咲かせるメキシコ南米原産の皇帝ダリアを倒れないように縦横に竹で縛り柵のようにしてある。傾斜地の段々畑に植えてあるので庭からちょうどきれいな状態を見るのによくできている。
 こちらが心配するほと長い時間いろいろ話を聞いた。小鳥と遊ぶ70歳のおじさん、幾つもの趣味が花も話しも大好きであちこち案内して実物証拠でこれまでの人生まで見聞できた。
 庭で花を眺めながら温かいコーヒー大切な品を土産にと、竹カゴを置いてあった所まで見送りまで。「今が 一番 しあわせ」 うらやましい言葉を聞いた。私にとってもうれしい日になった。