忘却への扉

 日記? 気づいたこと 何気ないひとこま 明日への伝言 願い 子供たちに 孫たちに そしてあなたに・・ 

きれいごと言ってる

2012-11-06 | 共に
 『だれか来たみたい、行ってみて』 昨夜からの雨が降っていて家族は倉庫の中で仕事中、私には聞こえてないけど大きな引き戸を少し開け外に出る。
 道路には人も車も見えず、配達の人かと郵便受けを確かめるが空っぽだった。また倉庫に入ろうとして倉庫横に止めてある自動車の後部が見えた。
 そこにはTPP反対と脱原発!? 他、数枚のシールが貼ってあり見慣れたマークと団体名もある。でもわが家に何の用事だろうか、それとも駐車に利用しているだけなのか?
 人の姿が見えないがと思っていたけど車の陰から現れた。『あのぅ ○○さんでしょうか』 定期検査と機器交換のために、わが家の外部と家の中にも入らなければならないのですが… 』
 断る理由もなく案内する。外を見てもらっている間に素早く特に必要部分だけでもと室内を片づけた。他は人が通れればよい。
 ちょうど間に合い「ここやけんど ゴミ屋敷のなりかけに なっとって すみませんな」 ほんとは入れないほど埋まっていたけど黙って作業を見ていた。
 立ちあった方がよいのか、居なくていいのか判断が難しい。かみさんの声が玄関にしたので来宅の用件を説明すると見に行った。
 『横の家での生活が多くなり こっちは整理や掃除も めったにせず きたなくしててごめんなさい』 よく言うよ! これでもいつもよりはきれいなほうだ。あとで私が『待っとってもろて、入らん前にきれいにしとくもんよ』と叱られる。聞き流したが、私の利用している部屋は数日前から反省しての片づけ中。