NCEC用のゼロタッチバネが出来上がってくるのを楽しみにしているのですが⋯もう少し時間がかかります。
「ゼロタッチバネ」とは呼ばれていませんが、プリロードがわずかで
ほぼゼロタッチに近いバネが純正装着されているケースがあります。
よく見かけるのは軽量なFF車のリヤスプリングです。
FF車の軽いリヤと長いストロークに合わせてバネを選ぶとソフトなレートになります。
しかしソフトなバネだと五名乗車に荷物を乗せるとお尻がへたり込んでしまいます。
積載を考えるとバネレートは高くしたい、でもそうすると今度は一人乗りの時に車高が高いままです。
そこで、バネを遊ばせないで車両重量とストロークから算出してレートを決めます。
これは今回のゼロタッチバネの考え方と似ていて、バネはなるべくハード目で
空車時に適正車高の範囲に入るものに落ち着きます。
他にも、サクシードのリヤバネ、35GTRの前後スプリングも理由は同じで、乗り心地に必要なストロークを保ちつつ、
重いバネ上荷重を支えられるバネとして専用設計されています(非線形バネ、又は可変レートと呼ばれるものです)
市販車に採用されているので、今回NCECロードスター用に計画しているゼロタッチバネも、
乗り心地の心配はいらないということです。
しかしゼロタッチならなんでも乗り心地OKかと言うと、ダンパーストロークを勝手にいじってしまうと、
そうはいかなくなります。
一般道をフツーに走らせるに必要なストローク範囲、或いは人中心とした常識的な乗り心地範囲があるからです。
必要なストロークを決めるところからサスペンションセッティングが始まる⋯⋯に話が戻ります。
「ゼロタッチバネ」とは呼ばれていませんが、プリロードがわずかで
ほぼゼロタッチに近いバネが純正装着されているケースがあります。
よく見かけるのは軽量なFF車のリヤスプリングです。
FF車の軽いリヤと長いストロークに合わせてバネを選ぶとソフトなレートになります。
しかしソフトなバネだと五名乗車に荷物を乗せるとお尻がへたり込んでしまいます。
積載を考えるとバネレートは高くしたい、でもそうすると今度は一人乗りの時に車高が高いままです。
そこで、バネを遊ばせないで車両重量とストロークから算出してレートを決めます。
これは今回のゼロタッチバネの考え方と似ていて、バネはなるべくハード目で
空車時に適正車高の範囲に入るものに落ち着きます。
他にも、サクシードのリヤバネ、35GTRの前後スプリングも理由は同じで、乗り心地に必要なストロークを保ちつつ、
重いバネ上荷重を支えられるバネとして専用設計されています(非線形バネ、又は可変レートと呼ばれるものです)
市販車に採用されているので、今回NCECロードスター用に計画しているゼロタッチバネも、
乗り心地の心配はいらないということです。
しかしゼロタッチならなんでも乗り心地OKかと言うと、ダンパーストロークを勝手にいじってしまうと、
そうはいかなくなります。
一般道をフツーに走らせるに必要なストローク範囲、或いは人中心とした常識的な乗り心地範囲があるからです。
必要なストロークを決めるところからサスペンションセッティングが始まる⋯⋯に話が戻ります。
勉強になります。