羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

れのかふぇ

2010年01月10日 | Weblog
埼玉に用事があって、せっかくならランチする店を探して、
見つけたのがここ、「れのかふぇ」。木のぬくもりにあふれた一軒家。
与野駅からほど近いとてもいい感じの店だった。
外観も、内装も、ランチのプレート(わたしはキッシュにした)も、
気に入ったけれど、何と言ってもこれ。
何気なく飾ってあったミニチュア。可愛い。


小さな手芸品も置いてあったので、カードケースを二つ購入。
今度、高校の頃からの親友に会うので彼女にひとつ。
もうひとつは自分の。

今は「リストラ」とか「労働組合」とか、「社会保険」とか、
世間知らずのわたしが新たな課題に取り組もうとしている。

かわいいカフェで、木の温もりに包まれて、
ホッとする時間だった。キッシュも、デザートプレートも美味しかった。

静人日記

2010年01月05日 | Weblog
休み!ともだちと会う。
わたしの愚痴を聞いてくれる大切なともだち。

(愚痴なんて喋らない、と長いこと何となく決めていたのに、
ある日、喋ってもいいんだ!と思える友人が出現した・・・)

(まるで、そんなにムキになって荷物を背負ってないで、
たまにはちょっとおろしたら、
といわれたみたいだった)

そのひとが「お年玉に本をかってあげる」と言うので、
欲しかった新刊を一生懸命あたまの中で検索した。

川上未映子さんの「へヴン」。天童荒太さんの「静人日記」。
まずこの二冊がすぐに浮かんだので天童さんの「悼む人」を思い出しながら
静人に再会することにした。

今週は仕事の合間に、病院が三つ。
自分の頭痛外来と、家族の付き添いが二ヶ所。
昨夜、息子が「母ちゃん、だいじょーぶ?」と聞いてくれたけれど、
お年玉も貰ったし、
「灰皿町」アンソロジーにどうにか詩をひとつ載せたし、
なんとかやっていけると思う。

無力感と戦う人生

2010年01月01日 | Weblog
新年早々、イタズラ(といえるほど可愛くもない)コメントを
削除してる。これって新年のスタートとしてどうなのよ。
ま、どうでもいいんだけど。


昨年のあの日から、何だか白髪が増えて、今朝も鏡を見て
あらあら、と思っていた。

不安がいっぱいのこれから先。
だけど「おめでとうございます」と挨拶を交わすのは悪くない。
不幸を語るひとに「お健やかに」なんていえないだろうから。
それは「元気でね」という意味なのだ。
不安はあるけど、わたしは大丈夫、と穏やかに微笑んでいたい。

昨年の新聞記事の小さな切抜きが新しい手帳に最初にセットされた。
精神科医の春日武彦さんの一言。

「無力感に打ちひしがれても、人は不安もなく生きていけるのか」

と始まっている。
「無力感と折り合う工夫と戦いの連続が人生なのではないか」

これだ、今年は春日先生のこの記事を読み返しながら、
どうにかやっていきます。

このブログを読んで下さっている皆さま、よろしくお願いします。
変なコメントが頻発するようになったら、
気分が悪いのでまた対策を考えます。