羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

書かない日々

2013年02月12日 | Weblog
ブログ、何年もぼやぼやと続けていると「書かなくなる」ときは必ずある。
周期がきたとか、マンネリとか飽きたとか、さて理由はいくらでもあるだろう。

「書かない」と書かないままの状態にやがて慣れる。
慣れるとそれでそのまま過ごすのか?とすこし自問するじぶんもいる。
わたしが書くのは「ブログ」ではないんじゃないか?と思うことがないでもない。

このまま書かなくなる?と書き始めるのはやはり「表現」のそばにいたいんだね。
たぶんこの10年近いブログ日々のなかで少なくとも5回位は「書かないのか?」と
ひとりでじぶんに向かって呟きつつこうして発信してると思う。

書かない日々は何がホントでなにが言い訳でどこへ向かいたいのかそれでいいのか、
もうすこし違うところへひっそりといってみたくもあり、
多少のさびしさも感じつつ未練がましくここへ戻ってみたりする。
更新していないブログに毎日何人もの方がアクセスしていただいている数字。
数字って面白いけどチカラがある、それなりにある。
きっと痛みもあるんだろうな。

そうこうするうちにしずしずと二月も過ぎていくだろう。
そういえば長男に貸した小川洋子さんの「人質の朗読会」。
彼は「猫を抱いて象と泳ぐ」ですっかり小川さんが気に入ったようで、
読み終わった「人質・・・」もすごく良かった!とメールがきて、
そうでしょ?とわたしは嬉しくなりどの話が一番好きか、ということになった。
長男は「やまびこビスケット」わたしは「冬眠中のヤマネ」。

そんな話を昨日した。
わたしたちは駿の墓参りに行って(家族揃って)、
先に逝ってしまったたくさんの愛しい生き物たちのことを思いながら帰ってきた。