羽を休める鳥のように

きっとまた訪れる薄紫の夕暮れを待ちながら

2009年11月25日 | Weblog
秋が終わろうとしている
枯れ葉の林に足を踏み入れようとすると
わたしよりもさきに影が
池のほうまで行くのだと
もう振り向きもしない

影だけが先に行く
わたしから離れていくようで立ち止まる
どこかであの門番にあったはずなのに
気がつかなかったのだろうか