まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

さよならツバメさん

2024-08-12 | 暮らし
彼らは挨拶もなしに突然去っていった。

ツバメが巣を作る条件のひとつに、頻繁に人の出入りがある家ということ。
たったふたりしかいないこの家の、おまけに車庫にどれだけの頻度で人が行き来するかと思うが、たぶん、婆さまの出入りが半端ないのだと思う。
わたしは、分別ごみ(段ボールや紙ごみなど)を、仮置きしたり、米の保管庫に米を取りに行ったりだが、仕事の日は入らないこともある。
車も外に停めているので、たったふたりで、婆様もわたしも口数は多いが出入りは少ない。
ただ、安全度を知っているツバメが、前に作った巣にやってくることはあるね。

もうひとつの条件は、西日が当たらず風通しが良いこと。
西日が入る方は弓(使わなくなった弓)など置いてあるので、カーテンで仕切ってある。
車の出入りするシャッターは日中は20㎝ほど上げ風通しを良くしてある。
夜間は網の張った入り口の戸を50㎝ほど開けておく。

家主としては至れり尽くせりではないか。
手をかけると愛着がわくものだ。
子供にあまり手をかけすぎると後がさみしくなるのと同様で要注意である。

洗濯物干しを、外してみると、糞だらけではあるが、ビニルを貼ったのでいい具合に処分できたものの、彼らはこの物干しにとまって糞をするので、広範囲にまき散らされている。
そして、外れたところに別の巣があり合計6個。
ツバメは確認できたもの11羽。


骨の折れたチェックの折り畳み傘に新聞紙を丁寧に挟んだ。
さぞかし汚れているだろうと下ろしてみたら、全く汚れていない。
巣が柱に向かい合って作ってあるのに。
確かに、そこにもいたような気がするのに、これは私の方が骨折り損だった。


下の車庫のコンクリートに少し水を撒いて、デッキブラシでこすり新聞紙で拭き取って仕上げ。
来年は、もっと快適な仕組みを作り、車も入れられるようにしようと思う。
ツバメのくるうちは、しあわせを呼ぶというのは、お仕事をして健康でいられるので良いという事かも。





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2 コメント

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Unknown (Yちゃん)
2024-08-14 04:44:00
今年も幸せな時間を過ごされましたね。
別れはいつかくるもの、わかっちゃいるけど寂しいですよね。
でも来年の再会(別の子でも)に期待して、こちらも元気で待ちましょう。
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そうですね (まこ)
2024-08-17 07:30:03
Yちゃん
そうですね。
毎年、あ、今年も来たね~という感じです。
シュッと飛んで、狭い隙間からぶつからずに
入るところがかっこいいです。
ただ、慣れてはくれないので残念です。
まあ、身体にとまられたら困りますが。
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