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まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

地獄と極楽

2013-02-22 | 読書

 絵本を2冊買った。「極楽」と「地獄」だ。

常々子供たちには、宗教を教えなくてはならないと思っていた。娘たちは、新興宗教でも教えられるみたいに、宗教と聞くと難色を示すが、もともと「宗」の字は主となる考えという意味がある。キリスト教とか仏教とかの以前に、自身がきちんと考える力を持つことが大切なのではないか。

ということで、宗教の関係の子供の本を見つけた。この2冊は我が家に置いて、孫たちがきたら見せることにした。

地獄絵は、千葉県の延命寺に所蔵されている十六幅の絵巻をもとに構成。この絵は芸術性がある。死の怖さを学習することによって、生命の尊さを学ぶというもの。

4歳の孫は、怖がりながら2回も読んでほしいとせがんでいた。

「火の車地獄」のところでは、6歳の孫が「オレあぶないなあ」と、言う。ほかの人の話を最後まできちんと聞かずに、自分勝手なふるまいをするものは、火の車で地獄中引き回されるという。ひぇー。わたしもそうかも。おまけに、くどくどと母親が叱っていたら「無間地獄や」と、もらしていた。早い反応だ。