まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

ふろふき大根をあなどるな

2012-11-15 | 料理

ふろふき大根をあなどってはならない。大根の下ごしらえをするところから、手間がかかる。面取りと、米を入れての下ゆで。大根は、婆さん手作りの源助大根。

今日の料理 吉永小百合監修なら、めちゃ売れるが、無名の私では、一握りの人の目にしか触れないし、それを味わうのは、家族だけという、この選ばれた数人のラッキーな者のために、日夜苦心している。というか、本当は楽しんでいる。料理を作るのは好きだ。しかし、好きなのと上手は違う。料理が好きな人の料理は旨いという公式は成り立たない。なぜなら、いつも他人の作った料理は旨いと思うからだ。

さて、「ふろふき大根のカニあんかけ煮」だが、レシピを見てびっくり。スープに3時間かかるのだ。人参、玉ねぎ、じゃがいもを丸ごと入れて、鶏がらスープで3時間煮込む。鶏がらの代わりに昆布を入れてもよし。

そのスープに、下ゆでして水切りした大根を入れ、40分から1時間、弱火で煮込む。最後に水溶き片栗粉を加える。ここで、カニを入れるが、今回はカニ缶。カニは先日解禁になった時に、香箱をみんなで食べたので、今回はない。しょうがのすりおろしと、水菜を添えた。

名のあるデザイナーの紅葉の皿スープ皿を使った。名前は忘れた。ごめんなさい。この皿は、ネスカフェの抽選で、だいぶ昔に当たったのだ。季節の模様は、普段は使えない。この季節の、このどんよりした晩秋に似合う。 スープごと飲む。うまかーーーーアイアンシェフだ。