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まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

弓道ことわざ その2

2010-04-28 | ことわざ 昔話

古いファイルを開けると、流行おくれが出てきます。
しかし、ことわざは古くても、生き続けていますね。
いや、最近はもとのことわざの存在も危ういかもしれません。

弓史に一勝を得る(九死に一生を得る)
絶体絶命の時に、奇跡が起きるように、一射絶命の射をして、大きな大会で生き残るという意味も含む。大きな大会で優勝し、弓史に残ることはすばらしい。
しかし、大きな大会で、大失敗をしでかし、一笑を得ないように。
筆者は、小的大会で予選通過して、大きな遠近の的をダイナミックに外してしまったとき、観客にどおっと笑われた。
厳粛な道場に、笑いの渦が流れ込むと、寄席にはない失笑と名のつく笑いがあることをこの時痛切に感じた。

浅掛けの打沈 (朝駆けの駄賃)
慌てて弓を引くときには、弦にかける妻手にも集中せず、ただ掛けて急いで引けば矢は沈む。ここで言う浅掛けとは、かけを浅く弦にかけることではなく、気持ちが浅く、慌てて引くという意味。


戴くものは、はずれでも賞品 (戴くものは夏でも小袖)
 決勝戦の近目で大はずれしちゃいましたが、賞に喰い込むことができまして、賞品を貰ったとたん自分の射のまずさを忘れてしまいました。欲の深い本性が精進の心を遠ざける。


弓が変われど主変わらず (相手変われど主変わらず)
 ここが変、あこが変と終いには弓を変えてみるといいかもって・・言うじゃなーい。
 でも、あなたが変なんですから。残念!弓が変われど主変わらず斬りーと、耳の中で聞こえてきそう。


  これは、相当に古くなりました。流行というものは怖いです。




出演

2010-04-28 | 弓道
先日の試合で、カメラが向いている時、自意識過剰かもしれないが、やはり映されている気がした。
案の定、翌日会社へ行くと、職場の人が
「TVに出てたぜ、中たって良かったんね」と、
まるで、わたしの心を見透かしたような言葉。
映っている時だけ、たまたま中たったね・・と。
しかし、わたし本人だということが認識されたので、騒ぎにはならなかった。
なので、もちろん出演料はもらえない。
まあ、カットされずに映っただけ良かったのかも。