まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

大堰宮園遊会

2008-04-13 | 暮らし


散歩コースである大堰宮で園遊会をしていた。
(Mちゃんに正式名称をならいました。)
真っ先に目に入ったのが竹とんぼ作り。



作ればただと聞いて、夫婦で作り方を習い持ち帰ることにした。
普通は受講料と材料費を取るのだろうが、楽しく丁寧に教えてもらえて無料。
但し、周りは子供ばかりだった。

わたしも、初挑戦でなんとか出来上がり、ためしに飛ばし、主人の様子を見ると手が血だらけ。
小刀の先で指先をついたという。げげげ・・危ないおやじだ。
彼の竹とんぼは確かにわたしのより薄く軽量のようだが、持ち手に血がついている。
子供達より危ないではないか。
おまけに、歩いてきたからビールを飲むと言う。
何故かポケットから千円を出してきて焼き鳥もゲット。
小刀は使えないわ、ビールは飲むわ。
琴の音を聞きながらござに腰を下ろそうとしたら、またまた主人が腰痛のため、
うぐぐ・・と、ビールと血のついた竹トンボを持って、奇妙な座り方をした。
動作が緩慢なのである。



置いて帰るわけにも行かず、時間をかけて立ち上がるのを待って、もと来た桜の道を昼までに帰る。
なんとも世話のやけることではあるが、一人ではやはりつまらないので、まあよしとしよう。




爺の自慢

2008-04-13 | 暮らし

実家へ行ったら、たくさんの花が咲いていて父は
「畑へあがると白山は見えるは、中央公園の桜は一望できるわ、天守閣にいる殿様みたいなもんや。」と、豪語する。
そんな父は何故かKCのマークの入ったジーンズのエプロンをしていた。
どこで手に入れたのか、とても殿様の様子ではないが、確かに花は咲いているし、高いところから、公園は見下ろせる。


ここで、桜を見て花見。白梅も満開。ぼけの花、菜の花、水仙と・・確かにすばらしい。


日本画遺作展

2008-04-13 | 暮らし
前の職場でお世話になった方の旦那さんが日本画を描いていた。
朝の3時から起きて描いて、そのまま会社へ行ったこともあるという。
熱中したら一生懸命の旦那様が、昨年3月に急逝。

個展を開きたかった旦那様の遺作展だった。
奥さんは「ようきてくれて、ありがとう」と、喜んでくださった。



全74点。大作もたくさんある。すばらしい桜の絵や鯉の絵が印象に残った。
鯉の絵はあまりにすばらしくて撮らせてもらったが、ガラスにこちらが映ってしまって、まるで水族館のようになってしまった。この絵は市役所に飾られるそうだ。




しかし、すばらしい作品だ。定年を迎え今からゆっくり描くことが出来たであろう矢先のことで、本当に残念であろうと思うが、残された作品は生き生きしていた。