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【日銀の高値掴みから身を守るには】日本郵政、海外投資で大損害:いつまで続く本邦経営者の「高値掴み」⑦

2017-05-11 00:00:29 | 日本

前回からの続き)

 先述のとおり、黒田日銀異次元緩和」という名の資産の超「高値掴み」がもたらすかもしれない(?)破局に対してはおそらく、誰もその金銭的な責任を取ろうとはしないでしょう・・・。ということは、わたしたちは日銀による円貨の強制切り下げ(激しいインフレ)から生活や財産を守るため、自衛手段を講じる必要が出てきそうです・・・(?)

 この際に有効な手は・・・やはり「金(ゴールド)」の保有でしょう。そのあたりはこちらの記事を含めて何度も書いているところです。紙のおカネは無限に印刷できても、いくら日銀とはいえ実物貨幣としての金を生み出すことはできないということですね。であれば、単純に「金>円」の法則で、増発され続ける紙幣から見た院の価値は上昇する、つまりはインフレヘッジになることになります。

 ・・・本心を書くと、これまた上記記事のこちらに書いたように、金買いは円よりもむしろドルの下落リスクのヘッジになるだろうと考えています。たしかに日銀がやっていることには上述の危険が伴います。しかし、ドルのインフレリスクは円の比ではなく、どうしても「円>ドル」にならざるを得ません。したがって、日銀がアブナイことをやっているから金を持っておこう!という日本人の投資行動は、想定外なことに(?)ドルの暴落から身を守ることにつながるだろうと予想する次第。

 ・・・でもまあこれ、「金>円>ドル」だから結果オーライ、つまり円、ドルのどちらが下がろうが、いずれにせよ金所有者は中銀による輪転機の暴走運転から(?)救われる、ということだと思いますけどね・・・(?)

(「日本郵政、海外投資で大損害:いつまで続く本邦経営者の『高値掴み』」おわり)

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