美しき日章旗

　昇る朝日「ライジング・サン」を表すわが国の国旗・日章旗は美しい旗だと思います。

　わが国は日の本の国であり、史書によれば皇室の始祖は天照大御神とされており、国旗、国名、祭礼を通じて一貫して生命への根源である太陽への感謝を表現しています。
（これに対して世界経済３極の中国、欧州、アメリカの国旗には共通して「星」がデザインに含まれており、日章旗と対照的で興味深いですね。）

　さて、一般的に、日本を含む東アジア一帯は「極東」と呼ばれます。これは植民地獲得競争時代のイギリスから見て遠い東の地だからでしょう。さらにわが国は東アジアの東端に位置するから、まさに東の果ての国ということになります。極東という言葉には欧州文明の中心からはるかに遠い辺境との偏見の響きが感じられます。

　太陽はそんな東の地から昇ります。日付変更線の設定の関係から、主要経済国のうちでもっとも早く新しい日を迎えるのがわが国であることも偶然とは思えません。「平和の海」太平洋から昇る朝日は、真っ先にわが国を照らし出します。

　マヤ暦で古い時代が終わるとされる２０１２年、日本と世界は未曾有の混沌の中にありますが、新しい世界の夜明けは日章旗翻るわが日本国から始まるでしょう。

　私は直感的にそう確信しています。