東急8500系が遂に全車退役しました。永遠に残りそうな感じでしたが、本当に消えました。まあ大御所東武8000系がいますから、とはいえ、1975年から半世紀近く、よくぞ残っていました。その意味では大量生産の本家本元?103系もまだ残っていますが、いつの間にかJRWとJRQだけになり、約50両となりました。ちなみにJRQの103系は1500番台なので趣が違い、201系レベルのアコモを抵抗制御で新製した(筑肥線は本数の関係で回生車が入らない)ものであり、真の103系はJRWに残るものだけです。
そのJRWでも大多数が播但線と加古川線用に改造されたグループであり、貫通扉をつけた加古川線は103系とは思えない姿になっていますが、播但線は比較的オリジナルに近いです。その意味では和田岬線用の6連1編成が「最後の103系」というにふさわしいですが、そもそも検査時には207系が3+3の6連を組んで代走するわけで、いつでも置き換えが可能と言えば可能です。
さてNHKの関西ローカル「ウィークエンド関西」に鉄道での小旅行をテーマにした「ノッていこう」というコーナーがあるんですが、21日の放送では和田岬線を取り上げていました。いかにショートコーナーとはいえ和田岬線で話題が持つのか、という感じでしたが、兵庫駅の「乗る前に集札」の改札機に始まり、旋回橋に、引き込み線が昔はいっぱいあったという話題まで何とかつなぎました。川車にもつながっている部分、デビュー前の新人が走るという表現は言い得て妙でした。まあ日中は列車がありません、休日は2往復だけです、と言っても地下鉄海岸線で行けますから、ということには触れず仕舞いでしたが。103系に焦点が当たり、座席の大半が撤去されたキハ35やオハ64の時代は触れず仕舞いで、おそらく唯一「土曜ダイヤ」がある路線というのも触れませんでした。
結局このコーナーで「主役」となったのが103系でした。鉄っちゃん向けのコーナーとはいえ、ここまで103系をクローズアップするとは思いませんでしたね。
低運転台豚鼻ライトの関西でお馴染みの顔ですが(大半が京阪神緩行線に投入)、ライトを見てキャー、ドアの音を聞いてキャー、とここまで感心してもらえたら103系も本望でしょう。ただ「走る化石」「シーラカンス」とかひどい言われようでしたね。
もっとも乗客には見えない乗務員室の扇風機に未だ「JNRマーク」が残っているのはトリビアでしたが。1963年の山手線デビューの頃の映像も流れた後、京都や大宮などの博物館にいます、と走る化石ぶりを強調していましたが、博物館が弁天町時代にはトップナンバー車の模型が館内にあり、高架線を環状線で現役としてトップナンバー車の現物が走っている、というまさかの事態はさすがに出てきませんでしたが。
そのJRWでも大多数が播但線と加古川線用に改造されたグループであり、貫通扉をつけた加古川線は103系とは思えない姿になっていますが、播但線は比較的オリジナルに近いです。その意味では和田岬線用の6連1編成が「最後の103系」というにふさわしいですが、そもそも検査時には207系が3+3の6連を組んで代走するわけで、いつでも置き換えが可能と言えば可能です。
さてNHKの関西ローカル「ウィークエンド関西」に鉄道での小旅行をテーマにした「ノッていこう」というコーナーがあるんですが、21日の放送では和田岬線を取り上げていました。いかにショートコーナーとはいえ和田岬線で話題が持つのか、という感じでしたが、兵庫駅の「乗る前に集札」の改札機に始まり、旋回橋に、引き込み線が昔はいっぱいあったという話題まで何とかつなぎました。川車にもつながっている部分、デビュー前の新人が走るという表現は言い得て妙でした。まあ日中は列車がありません、休日は2往復だけです、と言っても地下鉄海岸線で行けますから、ということには触れず仕舞いでしたが。103系に焦点が当たり、座席の大半が撤去されたキハ35やオハ64の時代は触れず仕舞いで、おそらく唯一「土曜ダイヤ」がある路線というのも触れませんでした。
結局このコーナーで「主役」となったのが103系でした。鉄っちゃん向けのコーナーとはいえ、ここまで103系をクローズアップするとは思いませんでしたね。
低運転台豚鼻ライトの関西でお馴染みの顔ですが(大半が京阪神緩行線に投入)、ライトを見てキャー、ドアの音を聞いてキャー、とここまで感心してもらえたら103系も本望でしょう。ただ「走る化石」「シーラカンス」とかひどい言われようでしたね。
もっとも乗客には見えない乗務員室の扇風機に未だ「JNRマーク」が残っているのはトリビアでしたが。1963年の山手線デビューの頃の映像も流れた後、京都や大宮などの博物館にいます、と走る化石ぶりを強調していましたが、博物館が弁天町時代にはトップナンバー車の模型が館内にあり、高架線を環状線で現役としてトップナンバー車の現物が走っている、というまさかの事態はさすがに出てきませんでしたが。