木洩れ日通信

政治・社会・文学等への自分の想いを綴る日記です。

欠陥機オスプレイ飛行に抗議しない反国民の自民党政権

2024年03月09日 | Weblog
今日も寒い。「春は名のみの風の寒さや」の世界。土曜日だから長野駅周辺は人出が多い。春休みも近い。ほんとはこんな日は出かけたくないのだが、カルチャーの講座がある日。ひと月に一回なので出かける。小川未明の「赤い船のお客」。私には未明の童話はもうひとつよくわからない。ただしこの頃大正の終わりごろ未明は社会主義の思想に共鳴し、それとなく作品にそうした考えをしのばせたよう。正面切ってそういう作品にすると、この頃から厳しくなった「思想統制」により当局ににらまれるので、ややわかりにくい。

米、オスプレイ飛行再開へ(信毎3月9日)。
欠陥輸送機オスプレイ。事故のたびに機体も操縦者も乗員も犠牲になる。そして地上にいる人や物が犠牲になる。それを米軍は人の国でやる。一番のいいかもは日本。日本政府は米軍のこうした事故に一切抗議をしない。こんな反国民の自公政府。今すぐ退陣すべき。
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2大政党制は民主主義の墓場とは言われるが・・・

2024年03月06日 | Weblog
今日は寒いうえに強風。最悪。それでも庭のフキノトウを少し採取。
昨日の「ミヤネ屋」は小学生が同級生に騙されて30万円以上渡したという事件を取り上げていた。どうしてそんなにお金持ってるんだと思いますが、お年玉とか貯めてタンスに現金を入れていてそれを渡したという。儲け話を信じたらしい。相手の親は慌てて返金したらしいが。
私の子供時代、昭和30年代、お小遣いと言っても数百円単位。ちょっとした買い食いとかそんなもの。物価も安かった。今はお年玉も5000円から一万円ぐらい?
首都圏マンション事情。以前にも投稿しましたが、なんでタワーマンションなんか作ったり買ったりするんだろう。日本は地震国です。地震が来たらタワーマンションなんかどうしようもないでしょう。
投資目的で外国人なんかが買うと言っていたけど、人生は有限です。今必要なことに使いましょう。何度も言います。住宅とか道路とか水、電気等は公共の責任です。そのための税金です。

米大統領選、私から見ると共和党のトランプ支持者って完全にイカレテル。維新が似てるけどここまで馬鹿じゃない。
普通のというか低所得から中間ぐらいのレベルのアメリカ人は日本人よりだいぶ低学力という気がする。トランプ支持者の多い南部や中西部は国境を越えてやってくる中南米系が多い。元々スペイン語を母語としていて英語がそんなに得意じゃないうえになまりもある。日本で学校で英語を学んでいると読み書きから入り、辞書の引き方を学ぶ。国境を越えて不法に渡ってくる人たちは生活のためにアメリカへ渡ってくるので、とりあえずそんなにむつかしい英語が必要でない現業仕事に就く。だからトランプの言うことにすぐ騙される。トランプも本を読んだり書いたりすることは嫌い。但しアジテーションはうまい。典型的ヤンキー。
アメリカでは「もしトラ」ということがよく言われるようになった。「もしトランプが再び大統領になったら」とんでもないことになるという意味。側近もまともな人は遠ざけ、また近づかないから。
バイデンはベテラン政治家だが何しろ高齢。側近が支えるだろうが、大統領としての勢いに欠ける。
民主・共和の2大政党で争うということに無理がある。ヨーロッパのような多党制でなければこれからの世界はやっていけない。
日本も後追いで2大政党制を目指したが完全に失敗。中選挙区制に戻さなければ政治のダイナミズムは失われ、世襲の天下になり沈没していく。
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旧態依然の国会運営を変える時

2024年03月04日 | Weblog
「寒の戻り」というのでしょうか、今日は寒い。紅梅もこれでは震えます。水仙もつぼみで開花の準備をしているのに。
昨日の「東京マガジン」湘南あたりの「台湾リス」の繁殖ぶりを伝えていました。リスと言うと童話の主人公として人気の動物ですが、台湾リスは日本の従来のリスよりはるかに狂暴で繁殖力も強い。外来種って在来種より生き残る力は強い。「かわいい」のレベルをすぐ超えます。動物主人公のアニメの功罪。

国会では立憲の山の井議員が2時間54分の演説をしたとワイドショーが伝えました。
「旧態依然の国会運営」。他党と分け合えばいいのに。そういうことができない仕組みならそれをまず変えるべき。「旧態依然」は古い党体質の自民党に有利なだけ。自民党は狡猾党とも言うべき存在。

広島市長、研修での教育勅語使用続ける意向。
「現在に継承しても良いものがある」と市議会で答弁。こんな見識のない者を市長に選んだ広島市民はだめ。無理な侵略戦争の果てに原爆投下という災厄を引き受けさせられた広島の首長に全くふさわしくない人物。即刻辞任物。
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マザコン男森鴎外

2024年03月02日 | Weblog
20年以上関わった「松代町案内のボランティア」を退会した。これからは一つづついろんなことをそぎ落としていこうと思う。
信濃毎日新聞は縮む信州という特集を組んでいる。人口減による縮小は信州に限ったことではないが、特に地方からそれは顕著になっていく。
今までは力仕事や責任ある仕事はまず男性という不文律があったが、それが女性、外国人にも担ってもらわなければ回っていかなくなりつつある。そうなると意外に女性の方がうまくやったり、外国人の視点で目を開かされたりするようになった。「男性、おやじ」社会は成り立たなくなりつつある。「多様性、多文化共生」は嫌でも社会のコンセプトになりつつある。そうなると人間社会の土台である家庭生活の諸々を女性=主婦だけに担うのは無理になってくる。誰もが自分のことは自分でする、例えば炊事・洗濯・掃除は誰もがやって当たり前。これからは男性、特に社会の上層、役人とか企業の上層部の考え方もずいぶん変わっていくのではないか。
災害時にどんなものがまず必要になるかという発想が多様化していくと思う。弁当しか思いつかないというのではなく、まず水でしょう。2,3日食べなくたって飴とかチョコレートとか熱量になるものを口にすれば生きられる。そして排泄と休息これをきちんと手配すれば健康を崩すことにはならない。このところ毎年のように災害が起こるのでみなだいぶ賢くなってきたように思うけど。

最近読んだ本。森鴎外の『護持院が原の敵討ち・安井婦人』。
幼いころから神童と言われた森林太郎(鴎外)。その頃の女性は自己実現ではなく夫や息子の出世をひたすら願うしかなかった。林太郎の母もしっかり者だったがそうだった。だから相手になる女性を平気で傷つける。今でも「教育ママ」と批判される女性はそうだけど。
鴎外の母は少なくとも3人の女性を息子のために踏みにじった。息子の林太郎は母の言いなり。その点で私は鴎外は評価しない。
さらに軍医として日露戦争に従軍した森は米食偏重で多くの兵士を脚気に追い込み、結果的に兵士の命を軽んじた。「マザコン男森鴎外」。私はそう断じたい。
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