木洩れ日通信

政治・社会・文学等への自分の想いを綴る日記です。

外国語教育は悩ましい

2021年12月23日 | Weblog

教科担任制推進へ
昨日の信毎記事だ。小学校高学年になるとすべての教科を教えるのがむつかしくなる。音楽など特にそうだが、理科とか英語とか算数、体育も。そんなこと言えば全部じゃないかという感じだが。
戦後まもなくの話だが、その頃は戦争で兵隊に行っていた教師もいて、そういう人たちは師範学校中途で召集されろくに勉強しないうちに教師が足りないので先生になってしまい、特に敵性語だというので英語の勉強をしていない。従ってアルファベットをよく読めない、ローマ字も読めない場合があって、私の兄の担任はローマ字学習の時、兄に代わりに読ませて授業を進めたと言っていた。
うちは姉たちがいたし、父母も高等教育を受けているので英語は読めるどころかかなりの使い手だった。
生徒たちも今のように先生を馬鹿にするというようなことはなくて、まあ2,3回読めば覚えるでしょう。
笑い話を一つ。これはれっきとした英語の教師。教科書に出てくる女性徒のSusieという名前をスシエとしきりに言う。生徒が「先生、それはスージーではないでしょうか」というと「そうとも言う」とごまかした。
この先生はローマ字は読めたんですね。

コメント
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