木洩れ日通信

政治・社会・文学等への自分の想いを綴る日記です。

お任せではなく共に考える政治への脱皮を

2021年10月15日 | Weblog

衆議院解散。
もともと10月24日には任期満了を迎えるのでそれがやや早まっただけ。「抜き打ち解散」というわけではない。
テレビに出て来るゴミ評論家達は何かというと「解散は総理の専権事項」などというが、そうではなくて国会で不信任を受けた場合にそれを受けて立つという意味で解散が総理の手で行われるということ。確かにこの間の安倍・麻生・菅の政治は「不信任」のオンパレードではあった。
昨夜は解散を受けて各党首が各党の戦いのポイントを主張した。私は山本太郎氏に感心した。彼は元タレントで政治には素人だったが、やむに已まれぬ正義感、特に脱原発と底辺でないがしろにされている人々を代弁する形で政治に参入した。その人々の代弁するという雰囲気が響いた。枝野氏や志位氏の言うことはいちいちもっともだが、彼等は手馴れた政治のプロだ。
山本氏は何より人々との対話を大事にしたいと言った。人々の言うことを聞き、自分も考え、そして訂正することもあれば、人々の意見によって深化することもあると言った。これこそ政治の真髄だ。
彼にもブレーン的な人はいるだろうが、それに固執するのではなく人々と共にかんがえるという姿勢だ。
「お任せ政治」ではない場に日本も脱皮する時だ。今回の総選挙がその出発の第一歩になればと思う。

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