最近の人は器用な人が多いものだから、何事においても片手で処理するような気配を感じる。私が野球に親しみだしたころ、近所のガキ大将は、グローブをはめていない手も添えて、必ず両手で補給しろと教えてくれた。お客様にお茶をお出しする時も、片手では失礼だ。両手でお茶を添えてお出しする。これが礼儀であり、こちらの真心が通じる。
マナーとしてだけではなく、仕事であれ私生活であれ、心を込めて物事を処す、両手の精神が必要だ。両手でする必要性が無くても、片手を添えることによって、相手様の心に寄り添うことが出来る。両手のことを「真手」とも言うが、私の好きな美しい日本語の一つだ。
マナーとしてだけではなく、仕事であれ私生活であれ、心を込めて物事を処す、両手の精神が必要だ。両手でする必要性が無くても、片手を添えることによって、相手様の心に寄り添うことが出来る。両手のことを「真手」とも言うが、私の好きな美しい日本語の一つだ。
片手では、力を出すだけ、両手で作法をしてこそ、力に心が添えられると考えています。
片手では、心無いしぐさだと思うのです。
今日の東矢先生のブログから、「一つは力、一つは心」という言葉を連想しました。
どちらか片方だけでは成就しないと思います。
両方がそろってこそ、すべての成就が叶うのだと思います。
ということは、フォークダンスって、両方の手を使うので、心と力が重なっていないと上手く踊れないということですね。(笑)