内子座での気づき塾を終えたその夜は、ご当地の宿に宿泊した。そして、宿帳に私の名前も記載させてもらったのだが、その名前を見られた経営者のご夫婦が、8年前に私の家族が投宿したことを思い出された。実は、3年前に亡くなった父が、そのお宿のおもてなしが見事でったために、お礼の手紙をしたためていたのである。
その手紙を覚えていたため、我々家族の印象が色濃く残っていたのだろう。懐かしそうに、「皆さんはお元気ですか」と尋ねられた。やはり、お礼の手紙をしたためることは重要だ。感謝の気持ちをお伝えするには、リアルタイムの電話よりも、時間差のある、筆圧を感じる手紙が効果的。おかげで、我々のことを覚えて頂いていた。
その夜の囲炉裏は、ひとしお温かく感じられたのは当然のことである。
その手紙を覚えていたため、我々家族の印象が色濃く残っていたのだろう。懐かしそうに、「皆さんはお元気ですか」と尋ねられた。やはり、お礼の手紙をしたためることは重要だ。感謝の気持ちをお伝えするには、リアルタイムの電話よりも、時間差のある、筆圧を感じる手紙が効果的。おかげで、我々のことを覚えて頂いていた。
その夜の囲炉裏は、ひとしお温かく感じられたのは当然のことである。
一生懸命、考えて書いたものを思い出します。
それって、返事が来た時の喜びを色々と思い出すものです。
そんな手紙って、今の若い人は書いたりしないものです。
その手紙の文字を見ると、その人の思いも気持ちも解るものです。
そこには、読む喜びというのが、何度も読めるという喜びもあると思うのです。
アナログの読む喜びとは、単に読むだけでなく、気持ちも感じる喜びではないかと思うのです。
今日の東矢先生のブログから、「読む喜び」という言葉を連想しました。