私はテレビをあまり見ないので、人気番組の半沢直樹を見ていなかったが、周囲の人たちがあまりに勧めるため、最終回だけは見た。そして、それまでのストーリーを集約したものを見た。それを見て感じたのは、銀行の世界をよく表しているなということ。私は仕事柄、金融機関との付き合いも多いため、色々な情報が入ってくるが、それらと照らし合わせてみて、誇張している部分もあるが、よく当たっていると感じた。
例えば、内部不正を発見しやすくするために定期的に転勤を行うが、それがために自分が勤めている間は、その問題の膿を出したくないと取り繕うことが多い。支店長も定期的に転勤するため、最初の約束も後任の支店長からは守ってもらえないことはざらにある。これはどの業種でも一緒だろう。
景気の良いときはお金を借りて欲しいというものの、景気が悪くなれば態度を一転する。これは金融機関が悪いというよりも、甘い判断をした経営者の欠陥に大きな原因がある。といった具合に、金融機関の在り方の問題と並行して、金融機関と付き合う経営者の課題も見えてくる。
例えば、内部不正を発見しやすくするために定期的に転勤を行うが、それがために自分が勤めている間は、その問題の膿を出したくないと取り繕うことが多い。支店長も定期的に転勤するため、最初の約束も後任の支店長からは守ってもらえないことはざらにある。これはどの業種でも一緒だろう。
景気の良いときはお金を借りて欲しいというものの、景気が悪くなれば態度を一転する。これは金融機関が悪いというよりも、甘い判断をした経営者の欠陥に大きな原因がある。といった具合に、金融機関の在り方の問題と並行して、金融機関と付き合う経営者の課題も見えてくる。