東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

従業員の目線

2012-12-30 | 経営の気づき
私が仕事をするときは、いつも経営者目線を重んじている。社員の方にも経営者の視点で考えて欲しいと言っているのだが、先日、仕事の打ち合わせ先で、新しいことに気づかされた。それは、「時には、従業員目線でも考えなければいけない」ということ。経営の仕事をしていると、いつも経営者側に立っているが、時には反対側にも立たなければならない。

理想主義者の私は、現場の第一線であっても、経営者の視点を求めるのだが、私自身においては、従業員の立場・従業員の目線を意識しておかなければならない。その意識が遠ざかっていたことへの反省の出来事に出会った一昨日は、新鮮な気持ちに戻ることが出来た。

いつもテーマの中心を追いかけていては、本物の仕事が出来ない。「遊びというゆとり」が無くなっていた自分の戒めが出来たことに感謝である。