東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

心あふれる手紙

2012-12-20 | 私流
他の人から自分に伝えられたメッセージで、最も心を打つツールはなんだろうか。直接話しかける言葉は別にすると、手紙がその最たるものだろう。現代は、メールと言う便利なものがあるため、手紙を送られることは、年に数度あるかなしかだ。

昨年、本を出版して一番嬉しい出来事が、読者からのお礼の便りである。全く見知らぬ人からの手紙は、特に心臓の鼓動を高めさせる。若き頃、つき合っていた女性からもらったラブレター以上かもしれない。

ということは、ビジネスの世界においてももっと多用しなければならない。下手な字でもよいから手書きで書くと、相手方へ届く心の臨場感は、相当に大きいはず。下手な文字でもよいというか、その下手であるという劣等感をおさえて書いてくれたその気持ちがありがたいから、もしかする下手な文字の方が心を打つかもしれない。

私の場合、下手な文字の持ち主であるから、その特技は有している。したがって、もう少し手紙の本数を増やさなければならない。

(写真は、たくさんの手紙を招いてくれた私の著書)