花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だったが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり外国は見合わせている。

伯母が96歳に

2015年12月18日 | 高齢期の生活全般

  (外は雪が降り、風も強く荒れ模様だが、南の窓辺で椿が咲き出した)

12日、「老健施設」の伯母が満96歳になった。大正8年生まれだ。
本当におめでたい事だ。

頭は「高齢者専用賃貸住宅」の個室で暮らしていた時よりも、ここへ来てしっかりして来た。
身体は骨粗しょう症で腰が曲がっているため、最近は次第に歩行が危うくなって来たし、耳がかなり遠くなり、目も緑内障で視野が狭くなって来た。
しかしそれを除けば、高血圧症の薬を飲んでいる他は元気だ。

ただ、下の入れ歯が取れ易いことに腹を立てて入れ歯を捨ててしまったから、秋ごろからはお粥とお菜もミキサーを掛けた状態で食べているのだ。食事介助を受けなくても自分で食べられるし、トイレも自分で行く。
栄養はしっかりと取れているので、栄養不足の心配はないようだ。

私が顔の近くで大きい声で話せば、大体の事は通じるし、話も返してくれるから、違和感なくコミュニケーションが成立して楽しい。
「年賀状を出すなら、作って上げるよ。」と言って見たが、「出したい所が少ないからいい。」という。
それで私の年賀状に伯母のことも書くので、共通の親戚に出すのには差出人の私の名に伯母も付け加える事にした。

我が家は施設の様に全ての場所が暖かくは無いので、「正月に伯母さんを連れて来たいが、風邪を引かせるなどしたら心配だ。」と言うと、「ほとんどの人達が施設にいるし、お正月らしい料理も出ると思うから施設にいるよ。」と言う。それで私が娘を連れて行く事にした。
(この施設は、食事をしないことがあっても、その費用は減額にならない)

誕生日に個室の鉢花の前に立ってもらって写真を撮った。
花が満開になると、我が家の別の花に取り替えている。
コンクリートの施設に生花があると、花好きの伯母は癒やされるし、暖房が入ってからは空気が酷く乾燥しているので、毎日やる水が放湿もしてくれると考えての事だ。

伯母には次の誕生日を迎えるまでまた1年、大きく体調を崩す事無く、できるだけ明るい気持で生活して欲しい。私は、そのための援助を惜しまずにしようと思っている。

       


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする