我想一個人映画美的blog

新作映画レビュー&温泉&ゴシップ+コスメ+旅行記&日記。
blog開設から何と19年!ありがとうございます✨

オブリビオン /OBLIVION

2013-05-31 23:18:40 | 劇場&試写★4 以下

 

 

 

楽しみだったトムちん主演のSF、初日鑑賞

「トロン:レガシー」のジョセフ・コシンスキー監督が自身のグラフィック・ノベルを基に映画化。

エイリアンの侵略によって破壊され、全人類が他の惑星へと移住した後の荒廃した地球が舞台。


記憶を失われたまま、パトロール任務に追われるジャック・ハーパーにトム・クルーズ。


同じ任務を任された相棒女性に、「わたしを離さないで」のアンドレア・ライズブロー。


カプセルの中から発見された謎の美女、ジュリアに「007 慰めの報酬」のオルガ・キュリレンコ。


and

モーガン・フリーマン


軍曹役で、北欧映画「ヘッドハンター」に出て来たデンマークの渋いイケメン、

ニコライ・コスター=ワルドーも出演。(右)


あと、「LOST」にも出てた 「キルビル」スタントのゾーイ・ベルもちらっと。



2077年、地球はスカヴと呼ばれるエイリアンによって攻撃を受け、壊滅。生き延びた人類は地球を離れ、違う惑星への移住を余儀なくされていた。ジャッ ク・ハーパーはひとり、荒廃した地球に残り、高度3,600mの上空から地球を監視している。ある日、パトロールに出たジャックは地球に墜落した未確認の 宇宙船で眠る美女を発見し保護する。目を覚ました彼女はなぜか会ったことのないジャックの名を口にするが、記憶は断片的だった。
 墜落した宇宙船に戻った2人は突然、何者かによって捕らわれる。目の前に現れたのはビーチという謎の男。彼がジャックに驚愕の真実を告げることによって、ジャック自身、そして地球の運命さえも大きく動き始めるのだった—。

    

SFってより愛。

実はラブストーリーでした

男のロマン



4/10(48点)



純粋なSFかと思ってたので楽しみだったんだけど、

前半戦うシーンばかりで飽きるし、内容が薄い。

見どころがどこって言うくらいない。

トムは頑張ってるんだけど、怪しげなモーガンフリーマン

出て来たあと少ししたら話に惹き込まれずに眠くなっちゃった


というわけで面白い~と思える部分もなく、淡々と観ていたのでした。

ちょっと期待値の方が上でした~特に感想もないような。

オルガ・キュリレンコ、可愛い。



 公式サイト

OBLIVION               2013年    アメリカ   124min

5月31日(金)より、公開中~




プレミアにて


トムちん&オルガ 来日☆

監督もトムのいとこか親戚みたいな顔してるな 


 

 

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クロユリ団地

2013-05-25 01:07:46 | 劇場&試写★4 以下

 

 

 

元AKBのあっちゃん、とか成宮くんとか言われてもまったく興味なかったのだが、、、

「リング」「仄暗い水の底から」、(ハリウッドに招かれて撮った)→「リング2(←全然駄目)

中田秀夫監督最新作ってことで観て来ました~

 

舞台は老朽化した団地。

(実際のロケは京王線、調布市の布田で行われたらしい)

 

古びたアパートに越して来て、上で毎晩すごい物音していて

部屋に行ってみたらそこは誰も住んでいなくて、、、、アパートに住んでるのは私だけ、、、、

などというリアルっぽい夢をみて(まぁありきたりだけど)映画化出来るホラーだな

なーんて思ってたのは5、6年前のこと。 

 

主演は、前田敦子と成宮寛貴。

なんで前田敦子なの?って思ってたのだけど エンドクレジット見て納得。

これ、秋元康企画だったのでした~。 なーんだ

 

主演ありきで、監督を中田さんに頼んだのだね。

脚本は、「王様ゲーム」の加藤淳也と「怪談新耳袋 怪奇」でも脚本の三宅隆太。(あちゃー

 

団地の話ってよりも、団地にやってくる謎の子供の話。

 

引っ越して来たらお隣はなんだか怪しい。

 

 

 

13年前から謎の死が続いているクロユリ団地に、そうとは知らずに引っ越してきた若い女性・明日香は、隣の部屋から響く不気味な音に悩まされる。そして、 隣室で孤独死した老人を発見してしまい、その日を境に周囲でおぞましい出来事が続発。老人の遺品整理にやってきた青年・笹塚の助けを借りながら、老人が伝えようとしていた事実を探るが……。

遺品整理清掃会社の青年、笹塚。

結婚相手を乗せた車で事故って彼女は意識不明のまま入院、

そのせいだというけど、やたら親切だ。(そんなにヒマじゃないはずだけど)

 

その他の共演者に、父親に勝村政信、母親に西田尚美。

謎めいた孤独な少年ミノルに、これまで主にTVドラマ出演などの田中奏生くん。

うん、ホラー向きだね

 

 

 

4/10(48点)

 

 

ネタバレちょこっとあり

この場合、子供が怖くないと始まらない。

謎ははじめ、隣の家。いったい誰が住んでるのか、

そしてその者の死は何を意味するのか、これから何が起きようとしてるのかー。

 

携帯片手に、異臭のする隣の家に勝手に入って行くシーンからどきどきはピークになり、

どんな死に様なのか、が怖さの見せ所!

今回ここがやっぱり一番怖いんじゃないかな?

 

お化けみたいなおじいさんがブキミな前半は良かったんだけどな~

 

おじいさんの謎は解け、残るは、、、、。

 

「皆いなくなっちゃうんだ。

お姉ちゃん、僕と友達になって。僕と部屋で遊ぶって約束して。」

可愛い男の子と思わせておきながら、、、、

 

なかなか怖いシーンにならないゆるい展開。

父と母が何度も同じセリフを言うところが気にかかる。

ある時、自宅に帰ると家族はいない。

自分の部屋だけ残っている。

その瞬間、一緒に引っ越してきたのは幻想となる。

あっちゃん演じる明日香が実はある事故での生存者で、

父と母、弟はもう亡くなっているということが判明。

まぁホラーではよくあるパターン。

 

そして、ミノル君も、実は昔 かくれんぼの最中、この団地のダストボックスに入ったまま、

焼却炉で焼かれてしまった子供の霊だったことが分かる。

 

そして笑えたのがこの祈祷。

知り合いに祈祷師がいると、笹塚が連れて来たのが手塚理美。

そういう格好していないとフツウの主婦に見えるし、

そういう格好してもなんだかおかしい。 

もっと合う人がいるでしょうにどう考えてもミスキャスト。

そして周りに5人くらい引き連れて祈りにくるのだけど

そこがまたおかしい 笑。 怖いはずのシーンなのにー

お金は誰が払ってやったんだろう。と余計な心配しちゃった。

 

 前田あっちゃんの演技はまぁまぁ?

ラストの、精神が壊れちゃったぼーっとした演技、わざとらしかったな。

部屋の下にひきずられ、ミノルに連れていかれCGで焼かれる成宮くんのシーンは

なんだかかなり安っぽい感じしちゃった。

テレビの「世にも奇妙な~」や「本当にあった怖い話」とかの短編をむりやり長くした感じも。

 

平日昼間の鑑賞だったけど、とにかく女子高生数名や、高校生カップルが多かったな。

女子高生とかだと、怖がれてちょうどいいかも。

ホラー好きには、まったく怖さナシ。

 

気になる方はぜひ劇場で~

誰の効果なのか、興行成績は今トップ! すごいね。

この子、後に立ってたらちょっとびくっとするかも 笑

左、中田監督。

 

10年以上前だけど「リング」を撮った時のエピソードを

仕事で当時、中田監督に伺ったことがあるんだけど

「女優霊」で監督デビューするまで全くホラーなんて撮ったり、好きでもなかったという監督。

かなり面白い人で、、、、って前にもどこかに書いたかもだけど

ホラーをとるにあたっては色んな有名なホラー映画を観て勉強したとか。

そして撮影時は色々怖い現象もあったというエピソードなんかを思い出した。

ここらでまたガツンと面白い(めっちゃ怖い)ホラー、撮ってもらいたいものです

 

この限定ポスター、通常は目をつぶってて、人が通るとカッと見開く仕様らしい

そりゃ、映画より怖いわ

 公式サイト

クロユリ団地      2013年  日本   106min

5月11日より、公開中~

 

 

今月まだまだ観たい作品いくつか。

皆さま、楽しい週末を~

 

 

 

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ハッシュパピー バスタブ島の少女/BEASTS OF THE SOUTHERN WILD

2013-05-04 12:04:51 | 劇場&試写★4 以下

 

 

 

劇場で予告篇何度も観ちゃってて、それでも惹かれなかったんだけど

アカデミー賞作品賞など、主要4部門でのノミネートというわけで

一応観なくちゃってことで、時間も合ったのでみてきました~

 

若干29歳の新人監督・ベン・ザイトリンが低予算で製作し、

カンヌ映画祭や、サンダンス映画祭でも話題を呼んで賞賛を受けた作品、、、、

 

主演を務め、アカデミー賞最優秀女優賞にもノミネートされて話題になった

クヮヴェンジャネ・ウォレスちゃんは4000人のオーディションで見出された新人ちゃん

 

バスタブ島で、パパと力強く生きようとする6歳の少女、ハッシュパピー役。

野性味溢れた自然児がぴったり。

 

このパパ役の方も、オーディションで決まった

5人の子供を持つ父親でパン屋さんだそうで。

 

 

父親と二人で小さなコミュニティ、バスタブで暮らしていた少女は

自分には動物と話せる能力があると信じていた。

或る日、大嵐がバスタブ島に襲いかかる。

そしてたった一人の父親が重病に倒れてしまう。

 

 

4/10(43点)

 

 

内容はけっこう普通。

とりわけ面白い脚本でもないぞ?

でもこういうの、感動作とかって

評論家や映画祭などで評価を受けがちな作品。

実際のところ、日本の映画好きなブロガーさんたちの評価としては芳しくない様子。

だってフツウなんだもん。

 

スターが出てるかどうかは関係ない。

とりわけ面白い見どころがあるわけでもなく、

逞しく生きようとする幼い少女への応援讃歌的な物語。

物語としては見せ場が足りなさ過ぎて映画としての物足りなさが残る。

 

とりわけこの映画の予告篇はいいところ殆ど見せ過ぎで

多少のこの映画のなかの数少ない盛り上りシーン見せてるから全然駄目。

 

この作品のみどころは、とりわけ一人の少女が逆境にも負けず、逞しく生きようとする姿と

それを演じたクヮヴェンジャネちゃんへの功績。

 

映像は綺麗だけど、 これはDVDで観ても十分だったな。

 

 世界の果て、バスタブ島にすむ少女ハッシュパピー。ある夜、嵐は少女の前からすべてをさらっていった。大好きな場所、大好きな音、大好きな人たちまで も・・・。だけど、あの日パパがくれた言葉とママがくれた温もりが少女を誰よりも強くする。少女の勇気と優しい野獣たちがバスタブ島に奇跡を起こす──。

 

 

 公式サイト 

BEASTS OF THE SOUTHERN WILD          2012年   アメリカ   93min

4月20日より公開中~

 

カンヌ映画祭にて。

 

 

 先日、来日も果たしたクヮヴェンジャネちゃんはもう9歳!

日本の子役代表で芦田愛菜ちゃんとのツーショットで会見した。

この身長差は

9歳ってこんな大きいの 

 

 

 

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ザ・マスター / The Master

2013-03-28 08:06:36 | 劇場&試写★4 以下

 

 

 

 

 男たちの関係性を巧みに描き

第69回ヴェネチア映画祭4冠達成(銀獅子賞 監督賞・主演男優賞W受賞・国際批評家連盟賞)

 

マニア&評論家ウケの良い、PTA ことポール・トーマス・アンダーソンの

ゼア・ウィルビー・ブラッド」以来、5年振りの最新作

 

 

元海軍兵のフレディにホアキン・フェニックス

文句なく巧い

このシーンでは勢い余って ほんとに便器蹴って破壊

 

 

新興宗教団体の指導者<マスター>ドッドにフィリップ・シーモア・ホフマン

トムちんが入ってるサイエントロジーの有名な指導者がモデルなんだとか。

ドッドは独自のメソッドで人々を悩みから解放し、

フレディもドッドのカウンセリングで次第に心の平静を取り戻していく。

最初はフレディが作る魅惑的な酒に惹かれる。

その後、ゲイではないものの不思議な力で結ばれる二人。

 

 

マスターの妻にエイミー・アダムス

大した役ではなかったけど、この方いつも評価される

フィリップシーモアとは「ダウト あるカトリック学校で~以来の再共演。

今回もすごく演技が評価されてるけど

そんなにいいかなぁ?普通によいというくらいだと思うケド。

 

他には、ローラ・ダーンもちょこっと出演。

 

 

 

マスターと呼ばれる謎の信仰宗教のカリスマにハマっていく男の話だと

予告篇からみて勝手に思ってたので、ちょっと違った。

 

変わったやり方で自己啓発。

 

そんなマスターも実は影では性の面で妻に支配され、、、

 

心の解放。

 

 

 

 帰還兵のフレディ・クエルは、第二次大戦終結後、軍病院のメンタルテストで問題を指摘され除隊した元海兵隊員。アルコール依存を抜け出せず、トラブルを繰り返しては職場を転々とする日々を送っていた。ある日、いつものように酒に酔ったフレディは、港に停泊中の船にこっそり乗り込んでしまう。やがて船員に見つかり、“マスター”と呼ばれる男、ランカスター・ドッドの前に引き出される。“ザ・コーズ”という新興団体を率いるドッドだったが、意外にも彼はフレディを歓迎し、 一方のフレディもドッドに自分を導いてくれる可能性を見出す。以来、2人は行動を共にするようになり、次第に強い絆で結ばれていくが…。


 

 

 

4/10(48点)

 

 

 うーん。。。

ホアキンと、フィリップシーモアの演技合戦が最大の見どころ。


「マグノリア」で昔 ◯◯◯を降らせるという突飛で驚愕のラストを書いた

PTA監督だから、よほどすごい展開になるのかと思いきや、、、、

作品としての出来不出来ではなく、内容が面白いと思えないと低いのでこの評価。

淡々としてる中でも、実はどろどろした憎悪劇にもなっていて面白くは感じなかったけど

依存をしてしまう複雑な男の心境を、さすがの演技力で見せつけたホアキンには目が離せない。

 

 

胡散臭い宗教団体のカリスマ演じるのかと思いきやそんな胡散臭さ感じず、

脚本的にも期待より面白さがなく。

 PTAの監督作が好きな人にはウケると思うけど、そんなわけで

エンタメ的な面白さはないし、憎しみや怒りを具体的に提示される展開ではない

評論家ウケは相変わらずいいけど

一般受けは厳しいであろう地味な作品。

 

 

 

 

 公式サイト

The Master            2012年      アメリカ    138min

3月22日より公開中~

 

 皆さま素敵な週末を~

 

 


クラウドアトラス/ CLOUD ATLAS

2013-03-24 01:20:52 | 劇場&試写★4 以下

 

 

 

 

 3時間の大作というので覚悟して観に行ったけど、、、長い

うーむ これは好き嫌い分かれるな~

 

6つの時代が時系列関係なく出て来て

キャストも一人6役なので はじめから何の説明もなく進むので

ややこしくなってくる。繋がりとか少し頭に入れてみた方がいいかも?

 

 

気鋭の新進作家デイヴィッド・ミッチェルの同名ベストセラー小説を、

兄が性転換した「マトリックス」のウォシャウスキー姉弟と

「ラン・ローラ・ラン」や「パフューム ある人殺しの物語」のトム・ティクヴァ 監督が共同で映画化。

 

主人公は、6つの時代と場所で、6つの人生を生きる男。その人生は悪人で始まる。

それが様々な数奇な経験を経て、ついには世界を救うまでに魂が成長していくという壮大なストーリー。

 

 

トム・ハンクスが、次第に変化していくキャラクターを演じ切る。

 

  トム・ハンクス ドクター・ヘンリー・グース/安ホテルの支配人/アイザック・サックス/ダーモット・ホギンズ/『カベンディッシュの大災難』の主演俳優/ザックリー
  ハル・ベリー 農園で働くマオリ族、ジョカスタ・エアズ/ルイサ・レイ/出版パーティーのインド人女性客/ソンミの首輪を外す闇医者オビッド/メロニム
  ジム・ブロードベント モリヌー船長/ビビアン・エアズ/ティモシー・カベンディッシュ/路上の二胡弾き/プレシエント族
  ヒューゴ・ウィーヴィング ハスケル・ムーア/指揮者ケッスルリング/殺し屋ビル・スモーク/女看護師ノークス/メフィー評議員/オールド・ジョージー
  ジム・スタージェス アダム・ユーイング/安ホテルを追い出される客/メーガン(シックススミスの姪)の父親(写真)/スコットランド人のサッカーファン/ヘジュ・チャン/ザックリーの義弟アダム
  ペ・ドゥナ ティルダ/メーガン(シックススミスの姪)の母親(写真)/違法工場のメキシコ人女性/ソンミ451/ソンミ351/売春婦ソンミ
  ベン・ウィショー 船の給仕係/ロバート・フロビシャー/レコード店店員/デニーの妻ジョージェット/部族の男
  ジェームズ・ダーシー 若きルーファス・シックススミス/老年のルーファス・シックススミス/施設の看護師ジェイムズ/記録官
  ジョウ・シュン 死体を発見する男性ホテル従業員/ユナ939/ザックリーの妹ローズ
  キース・デヴィッド 召使いクパカ、ジョーネピア/アンコー・アピス将軍/プレシエント族
  デヴィッド・ジャーシー オトゥア/ルイサの父レスター(写真)/プレシエント族のデュオファイサイト
  スーザン・サランドン ホロックスの妻、アーシュラ/男性科学者ユースフ・スレイマン/アベス
  ヒュー・グラント ホロックス牧師/高級ホテルの警備員/ロイド・フックス/デニー・カベンディッシュ、リー師/コナ族のチーフ

こんなにもの役と繋がり、すぐ理解できないって

ヒュー・グラントがこんなんなってたり。

 

同性愛のベン・ウィショーくん

トムさんラジニ・カーントの「ロボット」のキャラみたい

 

 

 

資料より。

【波乱に満ちた航海の物語】
1849年、南太平洋。奴隷売買を託された若き青年ユーイングは、酷い拷問を見せられ、良心の葛藤に苛まれる。 故郷サンフランシスコへ帰る船中で、青年は病にかかり、邪悪な医者グースの餌食になろうとしていた—  
        
【幻の名曲の誕生秘話】
1936年、スコットランド。ユーイングの航海日誌を読む作曲家志望の青年フロビシャ—。父に勘当された彼は、天才作曲家の元で夢に見た最高傑作を完成させようともがき苦しむ…それは後に幻の名曲と呼ばれる「クラウド アトラス六重奏」だった。
    
【巨大企業の陰謀】
1973年、サンフランシスコ。ある女性ジャーナリストが巨大企業の汚職を追及するが、その露呈を防ごうとする企業が雇った殺し屋に追われることになる。彼女と恋に落ちた、巨大企業に勤める男は会社への裏切りを決意するが—
    
【ある編集者の大脱走】
2012年、イングランド。ある巨大企業の陰謀を描いたノンフィクションを出版した編集者が主人公。カルト的英雄ダーモット・ホギンズが起こした事件をきっかけに、巨額の富を得た彼は不当な監禁に直面し、仲間と共に大脱走を試みる—  
        
【伝説のクローン少女と革命】
2144年、ネオ・ソウル。地球温暖化のため、地上は水没し、その廃墟の上に街が作られている。クローン少女ソンミ451は、最大のタブーである“人間”としての意識が芽生え始め、やがて革命家への道を歩み始める—


     
【崩壊した地球での戦い】
そして、遥か遥か未来、文明は完全に滅び、弱肉強食の時代。ソンミは女神として崇められている。生き残るため、常に怯えながら生きてきた羊飼いの男は、進化した人間コミュニティから来た一人の女性と出会い、共に人類、そして地球を救う旅に出るー
    

 

 

4/10(44点)

 

 

観てて単純に面白いとか惹き込まれるとかなく、

つまらないので時々眠気が襲ってくるし理解するにも至らず。

観る前から「感動のストーリー」とか言われてたから、えー?って

思いながら観てたけど、もう少し面白いと期待してたけど惹き込まれるところがぜんぜんなかった。

キャストたちが場面場面によって様々なコスプレじゃないけど、設定のキャラで登場するのを

観る楽しみはあるのかもだけど、脚本に面白味を感じず。

あまりいいたいこともないし、言われてるほどの感動もなく。

アメリカで大コケしたというのも頷ける1作でした~。

 

1849年、南太平洋。青年ユーイングは、妻の父から奴隷売買を託され、船での航海に出るが…。1936年、スコットランド。ユーイングの航海日誌を読む 若き作曲家フロビシャー。父に勘当され、天才作曲家のもとで曲づくりに悪戦苦闘する。その曲は、のちに幻の名曲と呼ばれる『クラウド アトラス六重奏』だった…。1973年、サンフランシスコ。巨大企業の汚職を追及する女性ジャーナリスト、ルイサは、会社が放った殺し屋に命を狙われる が…。2012年、イングランド。著書を酷評した評論家を殺害した作家ホギンズ。彼の自伝は大ヒットし、出版元の編集者は大儲けとなるが…。2144年、 ネオ・ソウル。そこは遺伝子操作によって複製種が作られ、人間のために消費される社会。複製種の少女ソンミ451は自我に目覚め、反乱を企てるが…。そし て遥か未来、文明がすっかり崩壊した地球。ある羊飼いの男のもとを、進化した人間コミュニティからやって来た一人の女が訪ねるが…。6つのエピソードは並 行して描かれ、やがて怒濤のクライマックスへと突き進んでいく。

 

公式サイト

CLOUD ATLAS     2012年   アメリカ   172min

3月15日より公開中~

 

 

 

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希望の国 / The Land of Hope

2012-11-13 13:39:33 | 劇場&試写★4 以下

 

 

園子温監督最新作ということで、また テーマが"3.11を題材とした”ものだけに、世界からも注目を浴び

カンヌ映画祭、トロント映画祭などでは評価された作品

園監督映画はレビューを書いてない過去作含め、1作以外は全部観てる。

過激な作風だとか、衝撃的な内容が多くて面白いけどとくにファンでもない。

それでも新しい作品が出たとなるとやっぱり気になる監督。

この作品を撮るにあたってのドキュメンタリーが先日NHKで放送されていて観てたので

だいたいはどういう内容か、どう描こうとしてるのかは輪郭はしっていた。

 

ある実際のご家庭をモデルに密着取材をして、そのお家で鑑賞会をして出来上がった映画を

ご家族の方に見てもらうというところ、その反応も映し出されていた。

それを観て、まぁ映画だからなんだけど やっぱり現実をラストには大きく衝撃的に変えていて

園監督やっぱり そういう風に持ってく要素をなにかいれてるの、それってどうなんだろうと不安に思いながらの鑑賞。

 

ほんとは結構前に観てたんだけどなんだか書く気がしなくて。

 でも劇場で観た作品は漏れなくレビューしてるので書いとこう。

 

舞台は3.11の震災のあと、別の県でまた大震災の被害を受けた。

その原発付近に住む、普通の幸せだった二つの家庭、3組の男女を軸に話は進む。

舞台はあくまでもドキュメンタリーではないので、長島県という架空の県。

(広島、長崎、福島県を足したらしい)

酪農家の小野泰彦は、妻や息子夫婦と平和でつつましい日々を送っていた。

一方、お向かいの家の息子は家業を手伝わずに恋人と遊んでばかり。

ある日、大地震が 発生し一帯の住民は避難を強いられるが、お向かいの家は非難区域に指定され

退去を命じられ、泰彦の家は 残る方の境界線を引かれる。

が、しばらくすると結局泰彦の家も退去するように国から命じられるが

長く住み着いた大事な家を離れることができない。

そんな中、息子の妻いずみが妊娠していることが発覚する。

 

この泰彦演じる、夏八木勲さんがいい!

認知症の妻に大谷直子

息子夫婦を 園映画ではおなじみ村上淳と(監督の妻)神楽坂恵。

 

お向かいの非難した一家の父親に、また でんでん。

その息子とその恋人を清水優、梶原ひかり。

 

 

3/10(38点)

 

 

※あとから点数さらに下げました

ちょこっとネタバレ レビュー

 

今しかできない。という見方もあるかもしれないけど、

映画にするには早いんじゃないだろうか?

監督が、このテーマを覚悟の上で撮ったのは十分わかるし伝わるけど、

なんというか、そこに込められたメッセージというか

妻を認知症という設定にしたり、ラストを哀しい展開に変えて、より希望を持たせたい

だとか衝撃を与えるものにしたいという意図が感じられてわたしなんかは

あざとく思えちゃった。

原発問題、行政の問題、東電の問題、

今この国が抱えるさまざまな問題を巻き込みながら

裏では愛のメッセージを含むような描き方。

 

もちろんフィクションとして観るんだけど、実際に最近起こった出来事であり

皆が知っている現実に近い話であるから共感したり、反対にこんなもんじゃないと思えたり

当然、様々な感情を与えることになる。

 

 

神楽坂恵が演じる泰彦の息子の若い妻は、

子供を身ごもったと分かってから放射能恐怖症になっていき

突然、マスクを買い、防御服を着、完璧な装備で町を歩き、

スーパーでは野菜の放射能数値を機械持参でひとつひとつチェック。

そんな姿を町の人たちは笑い、大袈裟だと、この町を侮辱してるとまで言う。

夫ははじめはやめてくれと頼むが、次第に考えが変わる。

愛する人と自分の子供を守りたい、と。

 

お前達は出て行け、非難しろという父親を放っておけなくて

ギリギリ自分も出て行きたくないといいながら、母親の心配はぜんぜんしないのが違和感。

 

残したくないっていったって、わたしなら2人だけ残して町を離れることは出来ないな。

見殺しにして置き去りとおなじこと。

まぁ、でもこの映画の中ではそういう設定だから仕方ない。

 

泰彦の、妻への愛情。

後半へと徐々に強調されていく。

 雪の中、どこまでいっちゃってるの?とつっこみたくなるほど

泰彦が車で後で追いかけてもはるか遠くまで歩いて行っちゃってた妻。

 

寒さの中、必死で探して見つけたとき

一緒に盆踊りを踊り、おんぶしてあげる姿は優しく、印象的だった。

 

だけどラスト近くの泰彦の行動はどうかんがえてもやりすぎ。

あれはないわ~。

衝撃を持たせるっていう意味でどかんとやるのはわかってたけどラストで興ざめ。

 

決心した泰彦は手に銃を持ち、牛小屋へ。そして、連発する銃声。

それは、まぁわかる。自分の育てた牛たちが、放射能を浴びて、もうお乳も価値がない。

それなら自らの手で、、、、。

その後、

庭の花壇の手入れをしてる妻に近づき

気持ち悪いほどの濃厚なキスをして、、、、

そして、、、、

 

園監督はインタビューで、考えるのではなく、感じる映画にしたかった。と言う。

そして、観る事で、体験した気になって欲しいとも言う。

 

観る事で体験なんて出来ないと思う。体験した人しかきっとわからないと思うよ。

そこで共感を求めたりするのもちがうと思う。映画は映画。

ドキュメンタリーではないし、

わたしはいつも映画として面白いか、ということで観るけど(もちろん全てがそういう作品ばかりじゃないけど)

 

NHKの撮影風景を追ったドキュメンタリーでは、

モデルにしたご家族に見せて、「あのラストはどうにかならないのか」と

家のご主人は言っていた。

園監督は「あの衝撃が必要なんです」みたいなことを言ってたけど、

確かに誠実になぞらえて実話、ということで撮った映画ではないし

映画的に変えるのは仕方ないだろうけど、こういう題材で、しかも人々に感じてもらうという

意味で撮ったのなら、いくら愛とはいえ、自らの手で命を奪うという行為はエゴだとわたしは思う。

 

 

圏外と圏内のギリギリの境界線で運命が変わったということをクローズアップして描いた

着目点は園監督らしいと思うんだけど。

 

ラスト、無事に産まれて来た子供と海辺で家族のシーン。

それでも人は、愛し合いながら生きていく。

 

希望と絶望。

国や行政に振り回される国民。そんなの信用するなと釘を刺しながら。

この映画を作った意図とは? 映画として中途半端にしか感じない作品だった。

 

 

園監督作は「愛のむきだし」と「冷たい熱帯魚」がやっぱり好きだな。

 

 

堀部圭亮、伊勢谷友介大鶴義丹、吹越満などがカメオ出演。

 公式サイト

希望の国   

監督・脚本:園子温
出演:夏八木勲、大谷直子、村上淳、神楽坂恵、清水 優、梶原ひかり
   2012年     日本=イギリス=ドイツ=台湾      133min

2012年10月20日(土)より
新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて公開中~



 


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Virginia/ヴァージニア /TWIXT

2012-08-13 22:30:07 | 劇場&試写★4 以下

 

 

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SUPER 8/スーパーエイト」ではオマケでゾンビになったエルちゃんが、

今度はヴァンパイアにされちゃった少女

ポスターはちゃっかり、エル・ファニング主演のホラーみたいな感じだけど

 

主演は、ヴァル・キルマー

娘を亡くした売れないオカルト作家。

エルちゃんよりも、 肥えたヴァル・キルマーが出ずっぱり。

数年前にゴシップでその太り具合を載せたから知ってはいたけど相変わらずの太りよう。 

とても嘗てのバットマンの面影はない、、、

 

 

コッポラの胡蝶の夢」で復活した巨匠フランシス・フォード・コッポラが監督のミステリー。

コッポラ新作なのに、上映は都内でヒューマントラスト有楽町の1館のみ

それも、たったの62席しかない劇場のため、

初日の初回からあっという間に満席完売で入れず

次の回もどんどん埋まってっちゃうという事態に 拡大公開なしなんてどーゆーこと

と思ったのだけど、、、、

残念ながら期待は裏切られ、観た後は「このくらいの規模で納得」という結果に。

 

忘れてたけど、単館公開で(しかもすぐDVDリリースした)ヴィンセント・ギャロ主演の「テトロ」も

DVDで観たけどつまらなくてレビューしてないほどだったな

 

 夢の世界へと誘う少女にエル・­ファニング。出演シーンは少なめ。

わたしはやっぱりエルより姉のダコタちゃん派だな~

 

 

耽美なゴシックホラーミステリー系?かと思ったら。

エドガー・アラン・ポーの小説を題材に、ある殺人事件に熱中する不調の小説家が、現実と夢を行き来するようになる。

 

 

あらゆるミステリーの原点エドガー・アラン・ポーをモチーフに、

呪われた街で起こった<現在と過去>二つの事件の真相を、小説家が

謎の少女V.(ヴィー)と共に紐解いてゆく、ダークな物語。

 

サイン会と称し、新作の本を売り歩く日々を送る、売れないオカルト作家のボルティモアは、ある日、訪れたスワン・バレーの町で不可解な事件に遭遇する。そ こでは、数日前に胸に杭を打たれた身元不明の少女の遺体が発見されたばかりであり、ミステリー好きの保安官は、ボルティモアにこの事件を題材とした小説の共著を持ちかける。次回作のアイデアに悩んでいたボルティモアは、詳細を調べるうちに、かつてこの街にエドガー・アラン・ポーが宿泊したとされるチカリング・ホテルで起きた凄惨な事件を知る。さらに謎の少女V(ヴィー)と出会い、彼女に誘われ、時にエドガー・アラン・ポーの幻影に導かれながら、〈現在と過去〉ふたつの事件の真相を紐解いてゆくが、その先に待っていたのは誰も予想しえない真実だった......。


 

4/10(44点)

 

とにかくハナシが惹き込まれず、、、。

謎という謎はなく、ミステリーという面白さもないから眠気を誘う。

 

美少女、ダークファンタジー、ゴシック、ヴァンパイア、、、と耽美要素は揃ってるのに

太ったオジサン(ヴァル)が主演で出ずっぱりのため、

美しいゴスミステリーというジャンルにまで昇華出来ず。

この雰囲気に期待したのだけど残念な感じでした~。

だらだらして何がいいたいのか、描きたいのかはっきりしない。

もうちょっと面白い場面があったら良かったんだけど

過激さもなく、グロさもなくホラーとしての怖さもなかったし。

感想すらそんなもの。 うーん。

限定公開2週間で狭い単館のみの公開ってそういうことか。

こりゃ楽しめる人は限られるだろうな~。

 「テトロ」の時のようにたぶんすぐにDVD出ちゃうのかな。

 

 公式サイト

TWIXT        2011年   アメリカ    89min

8月11日より、ヒューマントラスト有楽町にて公開中~

 ちなみに、同館で上映の「テイク・ディス・ワルツのチケット同時購入すると

(別の日鑑賞でもOK)2本で2000円で鑑賞出来ます♪

 

 

2011年 トロント映画祭にて。

 

BATMANからFATMANへ~

もうバットマスクはかぶれません

                         

 

 

 

 

 

 


ムカデ人間2/THE HUMAN CENTIPEDE II

2012-07-16 01:51:12 | 劇場&試写★4 以下

 

 

あの、悪趣味映画 「ムカデ人間」(でもわたしの去年のベスト10位から早1年、、、、

さらにパワーアップして帰って来たウワサの続編、いよいよ上陸

 

 

前作レビュー

 

行ってきました、前回では友達と繋がって観たけど1を観た友達たちも

2では過激になったという噂に皆、尻込み。先に観て来て~といわれてしまい、任務を果たすべく(笑)

早速初日に行ったら、レイトだけだたったためか、前作のカルト人気のためか

立見が出て満席。チケット買えず~

翌日の予約もできないというので仕方なく、翌日仕事の合間にチケットとりに。

すると前売り券なくしてたので仕方なく当日券でみることに。

この映画にどんだけ労力とお金使わされてるんだー という前置きは置いといて。

とにかく、130席の新宿武蔵野館レイトショーは2日目も立見完売御礼。すごいね

 

監督は、前作でこの変態映画?を真面目に面白く撮ることに成功したトム・シックス。

 

前作で、繋げた愛犬が死んでしまい

その苦悩?から、ニンゲンを繋げる事に成功したハイター博士。

 

に変わって、今度はもっと繋げちゃうお馬鹿野郎はこの変態

 ムカデ大好き映画「ムカデ人間」は神

ママと2人暮らし。パパはムショ。仕事は駐車場の警備員。

喘息持ちのボク、マーティン。キレたらコワイよ、エへエヘ

 

「ムカデ人間」は何度も鑑賞のお気に入りムービーだし

スクラップしてヒマさえあれば眺めてるし

 

ペットだってもちろん ム カ デ 

 

ボクちゃんだけのムカデ人間を創っちゃうもんね♡

 

 

前作のあれは博士だったから出来たようなもの?!

今回数珠つなぎに挑むのは、一般人!さぁどうやって繋ぐ

 

というのがやっぱり最大の興味。

果たして、生き残る者はいるのか

運命の結末は

 

地下駐車場の警備員として働く、背が低く、醜く太った中年男マーティン。勤務中にパソコンで『ムカデ人間』のDVDを観ては、いかがわしい妄想に耽っていた。映画に異常な興奮を覚え、何度も繰り返し観るだけでなく、場面写真やニュースの切り抜きをファイルにしたスクラップ・ブックまで作って持ち歩き、暇さえあれば写真を眺め、不気味にほくそ笑んでいた。やがてマーティンは、自分の中に邪悪にわき上がる、ある欲望を我慢することができなくなっていく。それは、自分も人間をつなげて“ムカデ人間”を作りたいという強い想いだった。劇中のハイター博士の遺志を継ぐかのように、邪悪な欲望を実行に移していくマーティン。その異常な欲望は、狂気の12人数珠つなぎを創り上げていく……。


ここからネタバレあり感想


監督が一緒じゃなかったら、駄作の続編になってることはほぼ確定だと思ってたから、

今回もまた同じトム・シックス作ってことで少しは望みがあった。


けどね、けどね、いやーもう!いい加減にしなさい


こんな顔,オーディションにこられたら、もう使うしかないでしょう

めが飛び出てていかにもイカれてる変態!(ローレンス・R・ハーヴィー)

体型から顔つきから、まったくキモすぎでありえないほどハマり役。

実際の本作のオーディションでは、椅子相手にメイクラブしてみせたとか。

監督のトム・シックスと並んだってこれだもん。

よからぬ事考えてそう。


監督は、色んなホラーをみてきて取り入れてると豪語する通り、

リンチ映画風、雑音

父親に性的暴力を幼い頃受けてから歪んでしまった性癖、

実の息子を見限った母親との暮らし、関係、

母親は息子を、セラピーのひげもじゃじいさんに診せる。

セラピストのじいさんは、幼少期の性的虐待によって

自分の性器を痛めつける時があると判断。


上に住む爆音がうるさいと棒で上をつっつく母親。

俺の勝手だと怒鳴り込むコワもて入れ墨野郎とのやり取りなんかよかった。

そして、狂気&暴走へ。

大事なスクラップブックを破いた母親にキレたマーティンは

母親の顔つぶしちゃう。

 画像小さめに自粛します

みたい人はクリック★


どんどん殴ってかき集めた12人は、殴り過ぎで死んじゃった人や、妊婦含む。

やり方ならわかってる。

勉強したもんね、「ムカデ人間」のDVDで♡

道具も揃えたし♡

「ムカデ人間」のお気に入り女優、アシュリン・イェニーには、

タランティーノの新作オーディションだとウソ言って拉致ったし♡先頭決定。


いくよ Let's do it

まずは歯をかなづちで砕きましょう。

舌を引っこ抜くのも忘れずに。 痛!

膝は点線つけたらそのままナイフでカット♪

筋を引き抜いたらハサミでちょっきん。

これぜったい一人でムリー。

しかも強そうな男とか、睡眠薬も打たずにただ殴ってガムテなどで

とめたりするだけ、逃げるだろーとか つっこんでたら

問題の、肛門と口をつなぐのは、なんとまさかのホッチキス

ありえねー ! 笑


壁にとめる用みたいな大きめのだけど、
ぜったいくっつかないってそんなんじゃ。笑

しかし、かくして繋がった。

でも12人じゃない。

 チラシの、足とかいっぱい体で作ってるの、まったくちがったみたい。

ついに完成した自分だけのムカデ人間に歓喜する変態。


ここまでは良かった。(よくない?)

観てのお楽しみといいたいところだけど、ぜんぜんオススメはできないので書いちゃう。

一応、ガムテまき巻きしてます(そこはやっぱり)


繋がったあと、結局自分のうん◯漏らすコンプレックスを

ムカデ人間にさせて喜ぶこの男、前作での「愛する者をつなぎたい」とう欲望から

生まれた最悪のニンゲンムカデは笑えたけれど、

こっちは結局は脱糞をさせるという目的に至り、下剤を注射してまで下したアレを

繋げた身体伝いに流し込んで喜ぶ様が映し出される。

茶色のアレは垂れ流しで飛び散ってるし 


痛いのもグロいのもOKだけど、これだけはカンベン~!

やってる本人も臭さに耐えられなくなり吐いたりしてるんだけど、

観てるこっちまで臭いの伝わって来て気持ち悪い事この上ない。

まぁ、不快にさせるのがこの映画の目的かもしれないからそこは成功だと思うケド、

主人公が気持ち悪過ぎてついてけない。(ブキミというよりキモイ)

もちろん、この人で良かったんだけど。

その後、この男、フツウには性的興奮はムリなので、

こういう変態Fu◯KはOKなようでムカデ人間犯しちゃったり(その為にいちばん後は女性にしてある)

しまいには女優の最後の抵抗でムカデをお尻から入れられたり、もうやりたい放題な展開。

ラストはわたしの予想では自分が先頭になって繋がって終わるのかと思いきや、

死んだと思ってた妊婦が生き返り、車で逃げるがそのまま車内で赤ちゃんを産み落とし、

追いかけて来たマーティンから逃れようとして ぐしゃっと赤ちゃん踏みつけ。

悪臭とムカデ人間が這いつくばる倉庫に戻ったマーティンは

一人一人銃で頭を打ち抜く。そして弾切れし、ついにはナイフで首を切っていく。

最終的にはまた駐車場で監視しながらDVDはエンドロールになってるというところで終り。

まさか想像オチじゃないだろうけど 後半からは全くダメダメになっちゃった印象。

う◯ちの気持ち悪い映像と、臭いまで漂いそうで後味最悪。生理的に許せない。

これじゃあ皆に勧められないって  


もうこれで完結しちゃってください。


つまらなくはないが、汚な過ぎ

3/10(38点)


 公式サイト

THE HUMAN CENTIPEDE II   オランダ/イギリス  91min

7月14日より、公開中~



トム・シックス監督、爽やかな顔して悪趣味すぎ。


しかしまだ続くらしい 次は500人繋がるとか。

ギネスか!

 次はさすがにみないかもね。


 


 

 



ミッシング ID / ABDUCTION

2012-06-11 20:44:44 | 劇場&試写★4 以下

 

 

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 主人公が17歳という若さで突如<自分は誰だ?>という疑念にぶち当たり、

その危険な真実を追求していくというアイデンティティ追求サスペンスアクション。

 

どうみても高校生はムリがある主人公、ネイサン演じるのは「トワイライト」シリーズのジェイコブ、テイラー・ロートナー。

監督は「ワイルド・スピードX2」のジョン・シングルトン。

 

まったく観るつもりなかったんだけどチケットを手に入れた まだ~むのお誘いで鑑賞

 

明らかに「トワイライト」のジェイコブファン狙いファンのティーン向けに作られたという感じ

見応えある作品というより内容もどこかで観たような感がぬぐえずありきたり。

鍛えてたんだろうが、こんな大組織のボス相手に

フツーの高校生が「ミッションインポッシブル」シリーズのトムちん並みの活躍無理だから!

 

そしてテイラーが走ってるといつ狼に変身するかなーってつい思っちゃったり。笑

好きな彼女を守りながら、、、、

ってこの子の眉濃すぎで気になって気になって。(大画面でアップになると相当すごい)

謎を突き止めながら、後半はひたすら逃げるのみ。

家が爆発したってなんのその。

あんな火の中ぜったい助かってるわけない!ってつっこみいれたくなるのはお決まりだからいいとして

お母さん(育ての親)も組織の人とはいえ、プロの強そうな男が家に乗り込んで来ても

はり倒すくらいめっちゃ強過ぎ笑える。

 

この特訓シーン、寝た(笑) 前半とくにネムイ。

 

シガニー・ウィーバーも出てくるが、肝心なときにはいなくて最後にまた登場するっていう。

 

大組織のボスは、スウェーデンの悪人顔、「ミレニアム ドラゴンタトゥーの女」のミカエル・ニクヴィスト!

トム相手に敵役だった「MI4 ゴースト・プロトコルでも最後あっさり死んでたけど

こちらでも、、、で、笑っちゃった。

 

こちらも いい人そうに見えて悪人役多め、アルフレッド・モリナ。

 

「誘拐児童のサイトに13年前の自分の写真を発見する」

という部分だけが面白いというだけのありきたりなアクションサスペンスもの。

 

3/10(38点)

 

 

無料で良かったぁ 

前半だらだら、ほんとに何と言うかぜんぜん惹き込まれる作りになってなくて

別に睡眠不足でもなかったのにうとうと。

とにかく眠気のくる映画だった。

逃げまくるっていう後半も、追いかけっこアクション好きじゃないわたしにはまるで退屈、、、、。

本当の父親とは最後に携帯で話して

ラストは結局好きな人とラブラブしてハッピーエンド。

 

ティーン向けB級アクションでした~

テイラーくんファンの方は迷わず観るべし

 

郊外に住む平凡な高校生ネイサンは、ある日、誘拐児童のサイトに13年前の自分の写真を発見する。どこにでもある幸せな家庭で暮らす自分自身がなぜこのサ イトに? 俺は一体誰なのか——? 自分を疑い始めた瞬間、彼の周りの人々は消され始め、それまでの日常が全て仕組まれたものであることを知る。敵も味方もわからない、自分さえも信じることのできない壮絶な逃亡劇の中、彼が持っていたのは潜在的な戦闘能力と、国家を揺るがす<ある暗号>。なぜ自分なのか? なぜ追われるのか? 彼を取り巻く真実とは?

 

 公式サイト

ABDUCTION         2011年    アメリカ    106min

6月1日(金)より、公開中~

 

 

 

 


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ワン・デイ 23年のラブストーリー / ONE DAY

2012-06-09 12:10:36 | 劇場&試写★4 以下

 

 

 

初めて会話を交わした7月15日から、その「1日」だけを23年間に渡って描く

ちょっと変わった視点のラブストーリー。

 

イギリス、イタリアほか各国でベストセラー・ランキング1位となった同名の小説をもとに、

原作者デイヴィッド・ニコルズ自身が脚本を、監督は「17歳の肖像」の女性監督ロネ・シェルフィグ。

ということでちょっと楽しみだった本作。

六本木試写室での試写にて鑑賞

(上映後、ゲストの内田春菊さんのトークショー、どうでもいい自分の話で30分も、、、

映画に関係ないゲスト呼ぶのそろそろやめてほしい)

 

 

ちょっとマジメな女の子エマにはアン・ハサウェイ。

 

女たらしな自由人、デクスターにジム・スタージェス。

初めて出会った1988年、22歳から23年後の45歳までを演じるのはちょっとムリがあるか。

確かに古臭いが、、、、

 

良家のママ役、最近ではぶっ飛んだ母親役が続いたパトリシア・クラークソン。

本作では病気を患った役で大人しく出番はちょっと。

 

永遠のテーマ、男女の友情は成立するかという背景もありながら、、、

2人の男女は親友のまま終るのか、それとも結ばれる?

 

女にだらしなくてしょうもない男に惹かれつつ、

自分を愛してくれる男と付き合う。

 一人を思い続けるより手近な幸せの方?どちらが幸せ?どちらを選ぶ?

 

 

4/10(47点)

 

 

ちょっとネタバレあり

 

うーん。23年間の7月15日だけを切りとって描く

ってところが特徴であり、そこを強調したいんだろうけど

実際観てて別に何年のその日であろうがこちらとしては

そんなに毎年その日ちょうど会ってるのね、とかその日に偶然なにか起こるのねっていう

ちょっと現実離れした印象しか残念ながらおこらなかった。

冷め過ぎ?いやほんとそうだったの

 

ダメ男を好きになっちゃう人なら共感出来るのかもだけど、

最初の出逢いでsexが出来ずに終ってそのまま友人でいようとなって、

それでも女性の方が思い続ける。

あんな女たらしのダメ男なのに?優しさはあるけど結局は顔で惹かれてるんじゃないって思っちゃう。

 

後半では彼が出来ちゃった婚、自分もパリで成功するスタートを切り始め、

フランス人の優しい彼が出来たのにも関わらず、デクスターに戻るところが理解不能。

まぁそれが「恋」といってしまえばそれまでなんだけど。

 

前半はなにごとも起こらず、ただ2人の日常が面白いエピソードもとくになく

たんたんと描かれるので退屈、、、。

デクスターが結婚となったあたりでちょっと惹き込まれるも

その後の展開が いきなりの交通事故死ということでかなりあっけなく、、、

 

宣伝文句に「涙のラスト15分」ってあるけど、こんなんじゃぜんぜん泣けません。

アン演じるエマに感情移入出来る乙女な女性には受けるかもしれない。

 

ラブコメではないし、笑いどころも一切ない純粋なラブストーリー路線ではあるけど、

 

サブタイトルは「23年のラブストーリー」じゃなくて

「ダメ男デクスターの散々な一生」の方がいいんじゃない?

ってくらい、ツイてない男の話であるとも思えた。

妻に浮気されてもその後もちゃんと娘や元妻に会ってる。

娘がいることが彼にとっての唯一の救い。

でもデクスターなら、いつか彼女を忘れていくらでも前に進めるんじゃないかな。

なんてところで勝手に完結しちゃいました 

 

この二人に感情移入出来るかどうかでこの映画が好きか分かれそう。

 

一番良かったのはエンディングにかかる主題歌、エルヴィス・コステロの書き下ろし曲「SparklingDay」。

エルヴィス・コステロは「ノッティングヒルの恋人」の「She」で一般に有名になったけど

イギリスのロック界ではそれ以前から有名でCDも全部持ってるほど好きなの、

久々に歌声聴いたらやっぱり良かったな~

CDひっぱり出してまた聴こう。

 

 

 

真面目でしっかり者のエマと、自由奔放で恋多き男デクスター。23年前の7月15日。大学の卒業式で、はじめて会話を交わしたふたりは、魅かれあうものを 感じながら、恋人ではなく友達の関係を選ぶ。エマは心の奥にデクスターへの想いを秘めて、親友として毎年“7月15日”を過ごしていく。一緒に旅行に行っ たり、恋の悩みを相談したり、大喧嘩をしたり。それぞれの人生を歩み、すれ違いを繰り返しながらもデクスターを想い続けるエマ。ある年の“7月15 日”、エマはデクスターから違う相手との結婚を告げられる。そしてさらに積み重なる“7月15日”。そして、“運命の7月15日”が2人に近づいていた…。

 

 

海外版ポスターはフランス映画っぽくてすてき

  公式サイト

ONE DAY   2011年   アメリカ   107min

6月23日より、ロードショー

  

 

2011/8/3 N.Yプレミアにて。

 

ロンドンプレミア

 

 

 

 

 朝から雨いよいよ梅雨?

それでも皆さま、楽しい週末を

 

 


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