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なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

アルコール性肝硬変

2018年03月29日 | Weblog

 月曜日にアルコール性肝硬変の46歳男性が入院した(担当は別の内科医)。最近食事摂取できないくなったが、アルコールは続けていた。胸水・腹水・浮腫があり、ラシックス・ソルダクトン注とサムスカ内服で治療が開始されて、少しずつ水は引けている。どうですかと訊くと、入院した時よりは良くなったと、げっそりとした顔の患者さんが答えた。

 CTで見ると、肝臓全体が脂肪肝の様相を呈していて、内部エコーがごちゃごちゃしている。腹部エコーで見た方がわかるかもしれない(放射線科の読影レポートは造影を推奨)。AST/ALT比が3以上で、γ-GTPが765、総ビリルビンが18.2mg/dl(胆道系の拡張はない)。意識障害はないが、血清アンモニアは正常域を越えている。

 かなりひどい状態だが、アルコール性はウイルス性と違って入院すると原因がなくなるため、案外軽快する。ベット上安静だから、動かしてみないとわからないが、アルコール性の方は運動失調を呈する。

 まだまだ退院を考えるまで時間がかかるが、軽快退院した後どうするのだろうか。妻子はいらっしゃるが。

 

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