火曜日に地域の基幹病院呼吸器内科の先生から連絡が入った。肺癌で治療していたが緩和ケア(BSC)となった82歳女性の紹介だった。患者さんがその日外来を受診しているので、次回から当院の外来に回したいという。
できるだけ通院で自宅での生活を続けて、入院が必要になった時点で当院入院で看取りまで行うことになる。異存はないので、1週間後に当院の内科外来に来てもらうことにして、外来予約表をFAXで送った。(あっさり引き受けたので、先方の若い先生がちょっと驚いていた)
今年の2月に内科クリニックで胸部腫瘤影を指摘されていた。気管支鏡検査を行って、肺腺癌と診断された。PET-CTで多発性骨転移を認めて、頸椎の転移部に放射線照射をしている。免疫チェックポイント阻害薬も使用していたが、効果はなかった。
8月下旬に食欲不振で入院して、退院後最初の外来だったようだ。癌終末期だと1~2か月の入院になるので、急性期病院としては難しい。入院期間をそれほど気にしない当院の方が向いている(DPCではあるが)。
患者さんの受診前に、診療情報提供書と画像の入ったCDがさっそく送られてきた。多発性脳転移ともあるので、当院の外来を受診して、そのまま入院になるかもしれない。
夏休みは4日間あるが、なかなか消化できない。昨日の金曜日は1日休んで、今日は日直で病院に出てきた。それとは別に、働き方改革改正法により、年次有給休暇を最低5日間とらなければならない(1月1日から12月31日までに)。あと4か月の間にとれるのだろうか。