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なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

急性上腸間膜動脈閉塞症

2017年01月14日 | Weblog

 今週初めに93歳女性が内科医院からの紹介で救急搬入された。腹痛を訴えて一過性に意識消失したそうだ。搬入時は意識は回復していたが、腹痛が続いていた。

 救急当番の先生(外科)が腹部造影CTを施行して、入院にしていた。医局のコンピュータ画面で画像を見ていると、上腸間膜動脈が閉塞していた。搬入時の心電図を確認すると心房細動で、内科医院の処方に抗凝固薬はなかった。Dダイマーも上昇している。入院後の治療をみると認識してないような気がしてきた。

 院内PHSで「あれは、上腸間膜動脈閉塞なんですか」と質問の形で訊いてみた。「腸管はそれなりに造影されていて」ということだったが、その後折り返し電話がきて、「そのようです」ということだった。

 その日は当院の血管外科がY字グラフトの大手術をしていて、その時点でまだ手術中だった。手術中の先生に相談して決めるのだろうと思った。翌日、知り合いの高次病院の心臓血管外科に患者さんを転送した旨の報告があった。血栓除去したそうだ。血管の3次元構築の指示をしていたので想定していたはずだが、うっかり?。ふだんは、こちらから腹部CTのコンサルトをして教えてもらっている。上腸間膜動脈閉塞の画像は久しぶりに見た。

 

 

コメント (1)
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