実話が元になってるそうで、多分原作の本は面白い気がするけど、映画は…
主人公の大学院生があまりにぼーっとしてて世間知らずで考えが浅くて
中学生の自由研究レベルの調査力で、一体どんな卒論ができるのか心配になるし、
心が自由で偏見がないのはいいけど、無知や鈍さも悪では、と思ってしまう。
ラストへの流れも、いや普通に考えてそれでいいんじゃない?と思うことに大騒ぎして不自然だし、
なんだかなぁ(^_^;)
(テレビを持ってないので知らなかったけど主人公はお笑いの人?)
お話は、
フィリピンパブを大学の研究対象にしていた日本の大学院生・中島翔太(前田航基)は、パブで偶然出会ったフィリピン人女性のミカ(一宮レイゼル)に詰め寄られ、お付き合いを始めることになります。しかし、彼女は偽装結婚をしていることが後になって判明します。 月給6万円、ゴキブリ部屋に監視付、休みは月に2回だけといった彼女の過酷な生活環境を目のあたりにする翔太。一方、強く逞しいミカは現状にめげることなく働き続け、故郷・フィリピンで暮らす両親の元に翔太を連れていきます。いつしか彼女を大切に想う気持ちが強まっていく翔太は、ミカに懇願されてヤクザの元に乗り込むことに―(公式サイトより)
なんか主人公の男子にあまり悩みや迷いを感じられないのがどうにも落ち着かなかったかな。
彼女を好きになっていく気持ちの動きとかあまりわかんないし
その後の展開でも、言われてやってることなのか、自分の気持ちはどうなのか
主体性がわかりにくい男子なのよね。
自分の将来への不安、彼女への気持ちの不安、人からぶつけられる偏見や差別への怒りや不安、
研究への情熱や思い、などなど全然描かれてなくてただ呑気なだけの男子に見えちゃう。
たまに、あ、優しいやんって思うところもあるしラストはきれいにまとまってたけど
彼女のキャラはわかりやすく書かれてるけど主人公の気持ちがもっとわかりたかった。
そういえば昔、結婚してた時に元夫の父(元義父)が、フィリピンパブはええぞ、
男の天国やぞと言って、元夫の弟と笑い合ってたのを思い出した・・・うーむ。
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