男性の裸考

写真のクラスで、男性ヌードのポートレート写真集を何冊か見た。
わたしは自分からアダルトサイト行ったことはないと思うけど、
それでも女性のヌードにはずいぶん慣れてるんだなぁと気付いた。
温泉やジムのお風呂以外にも、
普通に暮らしてても女性のヌードはけっこう目にする機会が多い。
無意識にきっと、数えきれないほど見ていると思う。
それに比べて男性のヌードは本当に見慣れてないのだと気がついて、
不思議な気分だったのですよ。
銭湯の男湯の写真集とか、まるっとヌードで、
銭湯の場面だから当たり前に全部見えてるわけですが、
それがすごい違和感と言うか変な感じがするのです。
いや、普通の写真なんだけど、
そんなにぶらぶらみんな普通に露出したまま、頭洗ってたりして、
変って思ってしまう。男湯見たことないし（笑）。
大体、人生でみたことのある、男性の裸の数って、
ほぼイコールお付き合いした？男性の数程度で、しかも
そうそうよく観察してきたわけではないのですからね。見慣れない。

女の子の胸を見て、わーなんだこれ！って思うほど見慣れてない人は
少ないと思うけど男性のヌードは、
「わーなんだこれ」感が、あると思うな、多くの女性には。
いや、その写真のテーマはヌード写真ではなく
現代アートの写真、だったのですが、
日常風景の中にトートツに出てくるヌードは
「なんだこれ」感満載です。

前の週に見た「women in large」という巨体の女性ばかりのヌードは、
なんだか気持ちが穏やかになったのに、
男性ヌードは違和感いっぱい。
アート分野でも、日常生活の中同様に、男性のヌードは少ないんだろう。
女性のはかなり昔からあるようだけど。

写真でなく彫刻なら、ギリシャ彫刻やルネサンス絵画や、
ずいぶん前からあるでしょうがね、男性ヌード。
でもやっぱり女性のヌードの方が多いよね。
だからどうこうとか社会学的な考察をしたいわけじゃなく
ただ、へーえと思ったのでした。

写真は特に意味はないですが
家政婦は見た！ポーズの、友達の猫。