教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

教師に研究の時間を与えよ

2011年08月02日 23時59分29秒 | 教育研究メモ

 大学教師に研究の時間を与えよ。

 幼稚園の教師も、
 小学校の教師も、
 中学校の教師も、
 高校の教師も、
 研究をしなくてはいけないのが今だ。
 実は、昔からすべての教師は研究者の顔を持たなくてはならなかった。
 今もまた、常に自ら、自らの力量を高めないといけない時代がやってきた。
 そのためには、すべての教師は研究をしなくてはならない。

 自らの教育の力量を高めるために。
 教師から教育を受ける者へ、より豊かな、より高質な、知識を、技術を、能力を、教養を、人生を授けるために。
 教師から教育を受ける者を、より豊かな、より高質な知的発達へと導くために。

 そんな時代に、
 そんな時代に、

 高等教育機関の教師が、研究をしないのは、最も許されざることだ。

 高等教育機関の教師に、研究をさせないのは、最も許されざることだ。

 高等教育機関の教師に、研究をする時間を奪うことは、最も許されざることだ。

 最高度の知識を、技術を、能力を、教養を授けなければならないのが、高等教育機関である。

 国内のすべての高等教育機関は、教師の研究を奨励せよ。
 国内のすべての高等教育機関は、教師が研究できる環境を整えよ。

 国内のすべての高等教育機関の教師は、力を振り絞って研究せよ。
 国内のすべての高等教育機関の教師は、研究によって自らの智を高め、自らの力量を高めよ。

 国を救うのは人。地域を救うのは人。社会を救うのは人。人を救うのは人。

 人を育てるのは教育。
 教育をするのは教師。
 教師を育てるのは研究。

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