教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

白石崇人『幼児教育の理論と応用』私家版、2012年

2012年04月06日 23時18分07秒 | 教育研究メモ

昨日、授業用テキストの拙著『幼児教育の理論と応用』(私家版、2012年)が、地元の印刷会社から仕上がってきました。
今の所属校に着任して以来、授業作りのために行ってきた学習の成果をまとめたものです。
この3年間、いろいろ苦労しながら取り組んできたものであり、まさに血の涙の結晶です。

単著で235頁。 (A5版、1頁あたり17字×42行×2段)
単純計算で33万字超。 (以前に約37万字といいましたが、校正段階でかなりシェイプアップしました)
写真のように工夫して立てると、なんとか自立しました(笑)。

実費で学生に配布し、2年間の授業で、とくに予習復習用教材として使います。
内容の共有をねらって学内の関係者に贈呈したら、結構よろこばれたので、なんだかうれしい。

もっと製本・印刷の完成度を高めたかったのですが、自費の範囲内ではこれで限界でした。
来年は同じ条件では印刷できないし、学生配布の手間も実際計画してみると結構大変。
さて、どうしたものか。

<章までの目次>
第1部:幼児教育の原理
 第1章:教育とは何か
 第2章:教育を構成する要素
 第3章:幼児教育の制度
第2部:幼児教育の方法
 第4章:幼児期にどのように教育するか
 第5章:子どもの主体性を育てる
 第6章:幼児教育の計画と評価
第3部:幼児教育の内容
 第7章:保育内容とは何か
 第8章:保育内容の領域
第4部:幼児教育の担い手
 第9章:保育者とは何か
 第10章:保育者の役割―子ども以外との関係から
 第11章:保育者の専門性

各章の下に3~6節あります。各節が、おおよそ授業1回分(90分)の内容です。

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