教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

学生が大学事務の仕組みを知ること

2005年05月27日 20時42分53秒 | Weblog
 今日も中途半端な日。
 私は幸運にも日本学術振興会特別研究員(学振)をやらせてもらっています。特別研究員は、学振に採用された研究内容で、ほぼ確実に科研費をもらえます。ということで、先日の福島の学会参加旅費を、文部科学省科学研究費補助金(科研費)のうちから出してもらうために必要な、旅行報告書を作成していました。報告書そのものは非常に簡易なものですぐできたのですが、学会発表の目的で新幹線で移動したのは初めてだったもので、いろいろ手間取りました。提出方法や書類は、大学の取り決めたやり方に従うわけですが(大学が科研費を管理していますので)、やっぱりわかりにくいですわ。いちおう調べて作成して、提出したのですが、思っていたのとはいろいろ違っていました。
 次は間違えないようにいろいろ知っておくべきことを確認しておきましたが、自分自身にも対応した大学事務員にもイヤな感じが残るので、最初からうまくできればよいのになぁとしみじみ思います… そのためには、今の説明の仕方ではわかりにくい。申請や報告のやり方などは比較的わかりやすい説明がありますが、今切実に説明を希望するのはそれぞれの担当部署。大学にはいろんな部署でいろんな人が働いているわけですが、この書類をどこに提出すればいいのか、質問はだれにすればいいのか、さっぱりわからないんですよね。
 学生は自分の関係する部署(学生係とか)だけ知っていればいいのかもしれませんが、学生はお客さんだから大学事務のことはわからないでもいいと思われているような気がします。学生側が大学事務の仕組みを知っていれば、事務員側も仕事がスムーズにいくだろうに。と、素人ながら思った一日でした。
コメント (1)
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