教育史研究と邦楽作曲の生活

一人の教育学者(日本教育史専門)が日々の動向と思索をつづる、個人的 な表現の場

福島から広島へ

2005年05月22日 23時55分55秒 | Weblog
 全国地方教育史学会・二日目。
 福島大学にて研究発表・シンポジウム。
 今年の第二部会(近代)の研究発表はなかなか聞き応えがありました。なにしろ質問・議論が活発でした。昨年よりも参加者が多かったのも一つの原因かも。東京に近いからでしょうか。
 私の発表も発言・議論が活発でした。地方教育史学会に所属する近代研究の先生がたから次々に質問が飛び、非常に答えごたえ(?)がありました。今後につながるようなことを考えさせる質問・意見も多くあり、極めて有益な発表になりました。
 発表後も何人かの先生がたとお話し、いろいろな情報を得ました。昨日の懇親会もそうですが、学会参加の醍醐味は、このような非公式な会話です。懇親会は緊張するから行かない、という院生は私の周りにも多いですが、もったいないですよ! 先生がたに自分の顔と名前を覚えてもらえる機会でもあり、非公式の場で聞ける意見は仮説も含めて言ってくれるので、かなり有益です。院生は特に、絶対に懇親会に参加すべき。発表後は、可能な限り必ず質問してくれた先生に挨拶に行くべき。私は今回、A先生だけ見あたらなくて挨拶行きそびれました。A先生すみません。
 今回は、提示した仮説、私が今後やっていく研究の土台となる仮説でしたが、評価していただいたので、非常にうれしい。今後の励みになります。
うし!

 シンポジウム「新制中学校の設立と地域社会」に参加して、途中まで聞いて失礼させてもらう。16:45の新幹線に乗り遅れると、広島まで帰れなくなってしまうので、早めに失礼させてもらった。Kさんと共に広島へ。
 23:25 東広島駅着。我々が着くと、すでに駅は閉まり始めていた。
 約6時間の旅路。さすがにつかれました。
コメント (2)
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