横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

赤い木の実

2009-10-16 09:46:09 | 近所

ガマズミ(スイカズラ科)
我が家の半径200mぐらいの範囲で、いろんな木の実がなっている。
ミズキはだいぶ落ちたが、ムク、ウツギ、アブラチャンなど・・・



赤い実にしぼると、まずガマズミ。秋が深まると甘くなるらしい。



モッコク(ツバキ科)
1cmぐらいのモッコクの実は赤く熟し、やがてはじける。



その後につり下がった種も紅い。



マユミ(ニシキギ科)
実が割れて紅い種が飛び出すのはニシキギ科に共通した特徴。

果皮がもっと紅くなることもある。そのうちどこかで撮ってみよう。




草木の赤い実

2009-10-15 06:00:18 | 近所
これは予約投稿です。


直径1cmぐらいの赤い実。



ヒヨドリジョウゴ(ナス科)
近所の車道わきの擁壁の上にヒヨドリジョウゴが蔓延っていた。
小さな白い花の時期には気がつかなかった。



ミニミニのトマトみたいだけれど有毒らしい。



左手に見られる葉の形が特徴的だ。



ハナミズキ(ミズキ科)
こちらは木に生った赤い実。
すでに来年の花芽も用意されている。




コセンダングサと蝶たち

2009-10-14 06:20:38 | 近所

家のすぐ近く、畑の法面にコセンダングサがいっぱい。
そこはスジグロシロチョウはじめ蝶たちの食堂みたいになっている。



カタバミの近くで見ることが多いヤマトシジミ。



マメ科の花が好きなウラナミシジミもやってきた。



キタテハは食後の一休み。
葉っぱを食べたのはオンブバッタだろうか。



これも同じくタテハチョウの仲間のツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)。



こちらが雄の翅の表側の豹柄模様。



そして、こちらが雌。
前翅の白黒模様が鮮やかだ。



これはコセンダングサではなく・・・ツワブキが蕾をつけた。


今日明日は出かけますので、コメントの返信が遅れます。
よろしくお願いします。

ヤクシソウとナンテンハギ

2009-10-13 06:34:48 | 近所

田んぼの近くの斜面に黄色い花が広がっていた。



ヤクシソウ(キク科)
おおむね50cm以上の茎にポツポツと頭花をつけているヤクシソウ。



ヤクシソウは舌状花だけが集まったもの。
伸びた雌しべのクルリとしたのが可愛い。



水辺が近くミゾソバも並んで見られる。





ナンテンハギ(マメ科)
斜面のそばの少し平らになったところで草の上を這っていたのはナンテンハギのようだ。



小さな豆の莢が二つできていた。
クサフジなどと同様にソラマメ属だという。

これは花?

2009-10-12 06:41:26 | 近所

瀬谷市民の森。
この季節は花が少ないのだけれど、黄色いものが広がって見えた。



フユノハナワラビ(ハナヤスリ科またはハナワラビ科)
シダの仲間のフユノハナワラビ。黄色いのは胞子葉だ。
毎年見るが、このように数が多いのは初めてだ。



かわって、これは隣家で見た花。



ホウキグサ(アカザ科)
鉢植えのホウキグサ。箒木とかコキアとも呼ばれる。
背景のコリウスともどもよい色合いだ。


イヌマキとスダジイ

2009-10-11 06:24:45 | 近所

中央右手の大きな木はマキの木。
お寺の門前に植えられていて名木古木に指定されてもおかしくない立派なものだ。



イヌマキ(マキ科)
ラカンマキやナギも仲間だがこのイヌマキは単にマキと呼ばれることも多い。

近くに背が低い木もあって実が見えた。
イヌマキの実は面白い形をしている。



先端の緑色のものが本当の果実で、赤いところは花託だそうだ。



花託は真っ赤ばかりでなく赤紫色のも見られた。



花託は食べることができてちょっと甘い。

最初の大きな木には一つも実がなかった。
イヌマキは雌雄異株なのだ。



こちらの神社の鳥居の前には大きなスダジイが植えられている。



スダジイ(ブナ科)
その木にも実がなっていた。



シイの仲間だからドングリだ。
スダジイはアクがなく、そのまま食べられるという。



家のすぐ近くの林の道路際にいろんなドングリが落ちていた。
真ん中のはクヌギだが、ほかのは・・・?

ケンポナシ

2009-10-10 06:01:32 | 近所

近所のお寺の近くに大きな木がある。
左側のはセンダンと知っているのだが真ん中の木が何か知らなかった。




6月初めには花が咲いていた。




詳しい人はすぐ分かるのだろうが、私が調べても名前に行き当らなかった。



ケンポナシ(クロウメモドキ科) 玄圃梨
最近、その木に実がなっていて、見つけた人からケンポナシと教えてもらった。



果実は白っぽい部分だが、同じぐらいの太さに膨らんでいる根元の茎がなしのように甘いそうだ。
高い所になっているので摘まんでみることはしなかった。

なぜ玄圃(仙人が住むという昆崙の都)というかは知らない。


台風一過

2009-10-09 08:39:40 | 近所

きのうの午後、横浜は台風一過で晴れ渡った。



そのせいかアキアカネが飛びまわり、穂先に一休みするものもたくさんいた。



雄は赤トンボ。



雌はあまり赤くない。



富士山は10月7日に初冠雪したらしいが、ここからは確認できなかった。

この場所では14日にダイヤモンド富士になるはずだが、所用のため見られない。




左のピークは丹沢・大山で標高1252m。

シュウメイギク

2009-10-08 08:11:04 | 近所

台風は知多半島付近に上陸し、7時ごろには長野あたりを進んでいる。
横浜は夜中に強い雨が降り朝から風も強まったが、8時ごろにはときたま薄日が指している。
交通などいろんな影響が出ているが大きな被害がないことを祈る。

きのうのこと。雨の中で木から木へ、メジロとシジュウカラが何羽も飛んでいた。
窓越しに見ていると金網の向こうとこちらで話し合っているのがいた。
台風が近いとでも言っていたのだろうか。



シュウメイギク(キンポウゲ科)
今年はシュウメイギクの花つきが良かった。



特にピンク色のがきれいに咲いてくれた。



少し前から咲いていたので実り始めているものも…



白い色のは最近咲き始めた。
ピンクに比べると数が少ないが落ち着きを感じる。

雨が続く

2009-10-07 07:56:13 | 近所

今月に入ってずっと忙しく花などを撮る暇がなかった。
きのう今日と時間はあるのだが雨で無聊をかこつ。

ブログの画像にも事欠くので、2階から中央公園を眺めてみる。
朝の時間にゲートボールをする人たちの姿も見えない。



居間から公園の端を覗くとポツポツと色合いが見える。



手前の赤いのは夏の花の夾竹桃がまだ蕾。



奥の黄色いのは金木犀。
こちらも蕾がついたばかりで香りが届くのはもう少し先だろう。

明日は所用で出かけなければならないので、台風の影響が少ないことを願う。




畑のまわりで

2009-10-06 08:42:08 | 近所

畑の周りにはいろんな雑草・・・農家の方にしてみれば害草が生えている。
ハキダメギクなどに混じって茎や葉が赤くなっている草に花が咲いていた。



トレニア(ゴマノハグサ科)
なんかユーモラスな姿にも見えるトレニアだった。

庭の花として目にすることが多いトレニアが、
人家からかなり離れた畑にポツンと咲いているのが面白かった。



そこから少し行ったところに黄色い花が見えた。
最初は珍しい花かと思ったが、どうやら雨の後で花弁やシベが凝集されているらしい。



オニノゲシ(キク科)
すぐ近くに、普通に開いた花が咲いていた。葉っぱのトゲを見るとオニノゲシだろう。





アキノウナギツカミ

2009-10-05 07:35:40 | 近所

田んぼの近くの湿地の3畳分以上に密生している草に、ピンクの花がたくさん咲いている。





その中に花は同じようなのだけれど、葉っぱが違うのが混じっている。
牛の頭みたいな葉っぱと、細長いやじり形で根元は茎を抱いている葉っぱだ。





アキノウナギツカミ(タデ科)
葉っぱがやじり形のほうはアキノウナギツカミで、しっかり開いている花は少なかった。



開いているのをなんとか探してみると、やっぱりタデ科らしい花だ。



ミゾソバ(タデ科)
牛の頭のほうのミゾソバは開いている花が割合多かった。



すぐ近くにサーっと飛んできたのはトノサマバッタだった。


虫おもしろし

2009-10-04 06:30:29 | 近所

昆虫の変わり者たち。
マツモムシは水生のカメムシといえる。



水中にもぐったり、時たま水面に浮いてきたりする。
背泳ぎで2本の長い後ろ脚をこいで進むので英名ではボートマンと呼ばれる。



このカマキリはちょっと太めで、メタボ検診が必要なハラビロカマキリ。
前翅に白い斑点がある。



落ち着きがなくやっと撮らせてくれたサカハチチョウ。
逆さ八の字の白い帯が特徴だ。



ホタルガの赤い頭が蛍のように見えるだろうか。
これも白い帯のほうが目立つ。

今週のチョウ

2009-10-03 06:34:10 | 近所

このところの雨でチョウたちはどうしているだろうか。

今週前半の晴れているときには木の葉や花で何種類か見られた。



アオスジアゲハは羽根を痛めながらも産卵場所を探しているかのようであった。



シジミチョウの仲間としてはやや大きめのウラギンシジミ。
表羽は派手な模様だ。



そして裏側は銀色というか白くて、羽根を閉じていると目立たない。



葉の上で一休みのキタテハはセイタカアワダチソウなどの花でも見られる。




ヒメアカタテハやキチョウもキク科の花が大好きなようだ。





ウドとカクレミノ

2009-10-02 07:18:30 | 近所

家の近く、上瀬谷のあちこちでウドが栽培されている。



ウド(ウコギ科)
花はヤツデにも似ているが、ウドは草だ。



ここで植えられているのは、そのまま食べるのでも種を採るのでもない。
ここで育てた根っこを近くの地下に運び込み、暗い所で白いウドを栽培するのだ。



カクレミノ(ウコギ科)
家の回りで見るウコギ科の木としてはヤツデが頭に浮かぶが、
カクレミノもけっこう多い。



放射状に実るのもウコギ科の特徴のようだ。