横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

いわゆるクリスマスローズ

2009-02-13 09:06:08 | 近所

家のヘレボラスが咲き始めた。 
ヘレボラス・オリエンタリスはレンテンローズというのが正しいけれど、
クリスマスローズと呼ばれることも多い。


狭い花壇の隅にちょっと白っぽいのと2種類ある。


近所のお寺ではどうかと見に行ったら、
株がずいぶん増えていたけれど盛期はまだこれからのようだ。


中に背が高くて黄緑色のものもあった。

木立のヘレボラス・フェチダスで一つの花茎に多数の花をつける。
葉が細く切れ込んでいるのも特徴だ。



しばらくしたら花はもっと開くはずだ。


これがたぶん本来のクリスマスローズ(ヘレボラス・ニガー)だろう。
純白はすっきり気持ちがいい。



地上の鳥たち

2009-02-12 08:46:25 | 近所

近所の畑や原っぱはムクドリなど地面で食べ物を探す鳥たちの楽園だ。


グループで盛んに食べ歩いていると思ったら、何かの加減で一斉に飛び立つ。


そして近くの高い木の上で群れて一休み。


ここはムクドリ専用食堂というわけではないので、
キジバト、ツグミ、スズメ、ときにはカラスもいる。


スズメなど他の鳥は群れで来ることもあるがツグミはたいてい独りだ。





しばらく見ていると大きめの鳥がいるのに気付いた。キジだ。
近所で何度もキジを見ているが、ほかの鳥と一緒だったのは初めてだ。
特にキジとキジバトを同じ画面に入れることができるとは思わなかった。


華麗な色彩に立派な尾だが、肢(あし)についているケヅメも特徴だ。
雄だけにあり他の雄や外敵と闘う強力な武器らしい。


このキジには両肢に2個ずつ付いていた。



撮っていることに気づいたか小高いところへ移動してしまった。
その向こうのほうにも人がいるはずだが…


福寿草

2009-02-11 08:30:00 | 近所

昨日は暖かな1日で3月ごろの気温だったそうだ。
近所のお寺で福寿草が見ごろになった。



フクジュソウ(キンポウゲ科)
きのうのオウバイは迎春花というそうだが、
フクジュソウも旧暦のお正月ごろに咲くので元日草として迎春の意味合いがある。



1月中ごろ大和のお寺で見た時は地面から直接咲いていたが、
花が旺盛になるにしたがって茎が伸び葉も出てきた。

1月のフクジュソウ

オウバイ

2009-02-10 08:31:15 | 近所

オウバイ(モクセイ科)
すぐ近所のお宅のオウバイが今年も咲き始めた。
しばらく咲きつづけ満開になるのは今月末ぐらいだろうか。


黄梅と書いても梅とちがって合弁花で直径は2cmぐらいのものだ。


ウンナンオウバイ(モクセイ科)
ウンナンオウバイはオウバイに比べて倍ぐらい大きく花冠の切れ込みも多い。
オウバイの葉が落ちるのにこちらは常緑であることも違う。


旗弁のようなものが出ているものもある。


蕾が膨らむに従って紅色が薄くなっていくのも面白い。


桜にお客さん

2009-02-09 08:46:01 | 近所

近所のお寺の桜の木から緑色のものが出ている。


ケヤキなどの木の高いところでも見ることのあるヤドリギだ。
茎の先、先端とその両脇に3個の花芽がついていて、来月には咲くことだろう。

ヤドリギは桜にとってありがたくないお客さんというか、
断りもなく寄生されて迷惑しているに違いない。




しかし鳥や虫となれば持ちつ持たれつの良い関係なのだろう。
詳しい品種は知らない寒桜にメジロが来ていた。


ヒヨドリは時に花弁まで食い散らかすが、
メジロは花の芯にくちばしを挿して蜜を吸うばかりで可愛いものだ。


この時期は梅の花とメジロが絵になるが、
並んで咲いていた梅には目もくれず桜ばかりを楽しんでいた。
花蜜にも旬があるのだろうか。


くちばしの付け根のあたりに花粉がいっぱいついている。


アセビとジョウビタキ

2009-02-08 07:52:12 | 近所

近所にはアセビがたくさんあって中にはチラホラと咲き始めるものもある。


アケボノアセビというのだろうか、淡紅色が好ましい。




さすがにアジサイは芽が動き始めるかどうかという段階だが、
そんなところを縄張りとするジョウビタキがいた。



こういう優しい色合いは雌だろう。




雄のほうは顔の黒と胸の橙色がはっきりしている。


水面に姿を映して何を思っているのだろうか。



草花が動き出した

2009-02-07 08:52:38 | 近所

コハコベ(ナデシコ科)
昨日は風があったが日差しが出て歩くと暖かだった。
立春が過ぎて草花たちが少しずつ動き出しているのを感じる。


オオイヌノフグリ(ゴマノハグサ科)
オオイヌノフグリは秋からチラホラ咲いていたが、このところ数が増えた。


ヒメオドリコソウ(シソ科)
一時多かったホトケノザに代わってヒメオドリコソウも見られる。


ナズナ(アブラナ科)
下のほうに実をつけながら次々と花が咲くナズナは無限花序という言葉を思い出させる。
背景の黄色は同じアブラナ科の菜の花。


カラスノエンドウ(マメ科)
カラスノエンドウもナズナに絡みついて安心して花を咲かせている。


冬芽 シメ

2009-02-06 09:04:25 | 近所

先日の冬芽に関していただいた「ちょびママさん」のコメントに、
ニセアカシアの葉痕が魅惑的とあったので撮ってきた。
何に見えるだろうか。

ニセアカシア(ハリエンジュ)などマメ科の木の冬芽は葉痕の中に隠れているそうだ。
こういう冬芽は特に隠芽(いんが)と呼ばれる。

冬芽と葉痕を何回か見てきたが、今回でいったんシメにしよう。




シメはエノキなどの種を割って食べる時にはパチっと音が聞こえたりする。


また林の枯れ葉の下を探して何かを食べることもある。


木にいたのは雄で、こちらが雌らしい。




シメの近くでシロハラも付き合ってくれた。
気を許してくれたので下からも失礼!





曇り空で家の花

2009-02-05 08:24:25 | 近所

冬は野の花が少なく小鳥ばかりでもさびしいので、家の花を撮ってみる。


シンビジューム(ラン科)
切り花のシンビジュームが大変長持ちしていて有り難い。

花の構造はあれこれ興味深いものがある。
 シンビジュームの豆知識 というサイトが参考になる。



スイートアリッサム(アブラナ科)
地植えのスイートアリッサムも長く咲きつづけている。
小さい花だけれど4枚の花弁がアブラナ科らしい。


白のほか何種類かの色がある。

ここ数日、関東地方はスッキリ晴れない。
今朝もまだ曇っていて夜には雨も降るかもしれない。
青空は明日に期待だ。


エナガ

2009-02-04 08:17:41 | 近所

林のまわりなどで10羽以上が群れになっているエナガを見かけることも多い。



シジュウカラにも似ているが、体に淡紅がさして尾が長いので区別は容易だ。
裏向けになったり逆立ちしたり、なかなか正面を向いてくれない。


枝から枝へせわしく動いて小さな虫でも食べるのだろう。


なんとか落ち着いたところを撮ることができた。


前からだと尾の長さが分からないので、ちょとふっくらして見える。


シジュウカラやコゲラが一緒にいることもある。


ハンノキの花と

2009-02-03 08:53:42 | 近所

ハンノキ(カバノキ科)
泉の森でハンノキの花が咲いていた。


5cmぐらいの長さでぶら下がっているのが雄花の花序で、
黒いのは昨年の実が残っている。


そして雄花序の根元のほうに見える小さな赤いかたまりが雌花序だ。

その周辺で見た冬芽を並べてみよう。


サンショウ(ミカン科)
サンショウの冬芽にはトゲが共演して、腕を振っているようにも見える。



アカメガシワ(トウダイグサ科)
サンショウやアカメガシワの冬芽は裸芽といって、
芽鱗に覆われず縮んだ葉がむき出しのまま外気にさらされている。

長い髪が逆立っているのか、あるいは炎のようにも見える。



ムクロジ(ムクロジ科)
ムクロジの冬芽は芽鱗に覆われた鱗芽だというが、小さくてよく分からない。
副芽があるため上下に二つ並んでいるように見える。

葉痕はハート型のようでもありキツネの顔のようでもある。



クロモジ(クスノキ科)
クロモジの冬芽は、枝先に葉芽があり周囲に丸い花芽がいくつかついてる。


ミツバツツジ(ツツジ科)
ミツバツツジの冬芽は何枚も重ね着をしていて、鱗芽というものが分かりやすい。


ロウバイと冬芽

2009-02-02 08:21:58 | 近所

今年初めて見たロウバイの花。
花の中心部が赤く見えるのがソシンロウバイとの違いだ。


まだ花の数が少なくてさびしいが、枝の先端には小さな冬芽が見える。
二つ並んでいるのがロウバイの冬芽の特徴のようだ。


この芽からは葉が展開する。
そのわきには去年の葉の落ちた跡が痕跡として残っている。
いろんな木の冬芽と葉痕の組み合わせは個性があって面白い。


センダンの実が食べごろと見えてヒヨドリが夢中になっている。


そのセンダンの冬芽・葉痕がこれだ。


葉痕の面白さをいうときオニグルミを外すわけにはいかない。



ハッシュ

2009-02-01 08:21:31 | 近所

ヘレボラス・オリエンタリス
雨上がりの午後に泉の森方面まで出かけて、数少ない花を探したり水鳥を見たりした。


カワウは婚姻色で頭や腿が白くなっていて、けっこう洒落ている。


ヒドリガモたちはグル-プを組んで時おりピュー、ピューと鳴いている。




そんな時、老若男女に外人も含めたグループが走って来てなにやら探している。
突然誰かが大声を出すと、その方向へ列をなして走って行った。


そちらのほうへ行ってみると道の上にチョークで書いたこんなマークがあった。
これはハッシュというものに違いない。
カリフォルニアに住むブログ友の「すぽっとさん」がよく参加されている。

ハッシュとはハッシュ ハウス ハリアーズ の略で競争でなく楽しむランニングを行う。
クロスカントリー と オリエンテーリング とを 混ぜた様なランニング ゲームと考えればよい。
最初にヘアー(野兎)役の人がハッシュ(小麦粉とかんな屑を混ぜた物)を持って走り始める。
ヘアーは、目印 としてハッシュをまいたり色んなマークを書いてコースを作りながら走る。
ヘアーがスタートしてから15分後、残りのランナー(ハリアーズ 、猟犬)もスタートする。
ヘアーは捕まらないように一時的にコースを分からなくすることもあるが、
ハリアーたちは協力して正しいコースを見つけゴールを目指す。
そして全員がゴールすると皆でビールなどを飲むのが楽しみなのだそうだ。
1938年にマレーシアでイギリス人が "ビールをおいしく飲む為に" ハッシュを始めて、
今では世界160ヶ国以上に支部を 持ち、100、000人以上のメンバーが所属しているとか。

帰って検索したら相模原に本拠を置くグループが相鉄さがみの駅を2時にスタートしたらしい。


バン
興味はあるが、ウオーキングならともかく走って10km程度は私にはきついかもしれない。