2週間ぶりに天神島を訪れると植物の様子が少し変わっていた。
スカシユリが少なくなった代わりにハマボウの黄色い花が出迎えてくれた。
ハマボウ(アオイ科)
ハマボウは浜朴ということらしいが、モクレン科の朴とは違ってハイビスカスやムクゲの仲間だ。
樹高はムクゲよりも低くフヨウと同じぐらい。
この前は蕾が出来始めたばかりだったハマゴウが少しほころび始めた。
ハマゴウ(クマツヅラ科)
砂地を這うように広がっている草のように見えるが実は低木で幹は砂に埋もれている。
紫色の花がいくつか咲いていた。
花の形としてはムラサキシキブに似ている。
フナムシやカニが動き回る岩場にじっと張り付いていいるものもたくさんいる。
これはヒザラガイという軟体動物で、背中に8枚の殻がある。
貝類というと二枚貝や巻貝を思い浮かべるがこういう形もあるらしい。
しっかり張り付いているのを無理やり剥がしてみると、すぐに体を丸めた。
佐島マリーナのすぐ近くです。
海岸らしい植物と生き物がたくさん見られました。
天神島(てんじんじま)とは、
神奈川県横須賀市佐島地区にある周囲1km程の小さな島。相模湾の一部である小田和湾入口付近に浮かぶ。
ナルホドしまには植物、海の貝類が入るのでしょう。
海岸に生える植物は肉厚のようです。
そうでしたか。
これを剥ぐのにはけっこう力を入れました。
裏側は貝の実みたいな感じでしたが、だんだん丸まっていきました。
丸くなれるように背中の殻が8枚組になっているのでしょうね。
娘がひや~っ、剥いだらどうなるんだろう!って言いまして、次の写真を見たら、ちゃんと剥いでくれてました。
みんな考えること同じだ~って親子で喜んでおります。
たしかにハマボウはオクラの花に似ています。
アオイ科の花は似たような雰囲気のものが多いですね。
ハマゴウはもっと咲いているかと思っていたのですが、ほんの少し早かったようです。
逗子駅から40分ぐらいバスに乗るので気軽には行けなくって、
ピッタリの時期に合わせにくいのが残念です。
ヒザラガイは一応食べることも出来るそうです。殻をとったり手間がかかりますが…
ハマボウというのですね。アップのお写真を目にした瞬間オクラの花みたい、
と思ったのはアオイ科の植物だったからなのですねぇ。
爽やかな美しい黄色。
そして、ハマゴウもおーちゃんの予想通り咲いていましたね。
こちらもまた美しい色。ハマボウもハマゴウもいい色ですね。
浜辺の砂地に生える樹。背丈は低くとも、根は地中深く伸びていそうな
気がします。
ヒザラガイ とは、これまた初めての生き物。まるで海版ダンゴ虫のよう…
でも貝の仲間ということになるのでしょうか。