皇居東御苑にミヤマウグイスカグラが咲いていた。
ウグイスカグラは春の花だが、このミヤマウグイスカグラは毎年今頃咲くようだ。
ミヤマつながりで、ミヤマシキミが赤い実をつけていた。
ミヤマシキミは有毒なので誰も食べない。どうしてこんなに赤くなるのだろう。
ほかにはクコの赤い実もあった。
クコのほうは毒でなくてクコ酒、薬膳、生薬などと人間の口に入る。
そして何か所も植えられているマンリョウの実が鈴なりだった。
我が家の白実とちがって、こちらではほとんどの木が赤い実だった。
マンリョウというと高さ1mに満たない木が多いと思っていたが、
人の身長ぐらいにひょろひょろ伸びたのもあって驚いた。
ヘェ~と驚いたりしながら拝見しました。
ミヤマウグイスカウラというのも初めて。こんなに寒いのに咲いてる~
とびっくりしながら見たことのあるウグイスカグラは、ミヤマの方
だったのかもしれませんね。
ミヤマシキミも緑の葉に赤い実が映えて綺麗ですね。花も可愛いですし。
でも葉も実も有毒とか。ほんとうに、食べてもらえないのに
食べてといわんばかりに赤くなるのは何故なのでしょう。
繁殖は、落ちた実がころころっと転がった場所で芽をだすしかないのか。
身を守るために毒を持ったことと、実を赤くしても食べてもらえないことの
相反する状態に、悲哀を感じてしまいました。
ウグイスカグラも春の短い期間だけでなく思いがけない時に見かけることがありました。
でも真冬はなかったような気がします。
ミヤマシキミは丹沢方面でも多いのですが、ほかの木と違っていつも青い葉が残っています。
丹沢に多い鹿もちゃんと知っているようです。
食べてもらうために赤くなるという遺伝子と
葉っぱを食べつくされては困るという遺伝子が共存しているのでしょう。
いずれどちらかの一方に進化するかもしれませんね。
・のほほんと聴けぬミヤマウグイスカグラかな
字余り!!
とっても良い感触、goodでした。
と、言うことは、皇居参加に、はせ参じましたかな・・・・・・・・・・・・?
東御苑は自分の都合で行くことができるのでありがたいところです。