モンシロチョウなどシロチョウ科の仲間が蜜を吸う花の種類は多岐にわたるみたいだ。
ちょっとニラに似たこの花はハタケニラという南米原産の帰化植物だ。
スジグロシロチョウが来ているハルジオンなどキク科の花も人気がある。
モンキチョウやキチョウは翅の色が黄色いけれどシロチョウ科に分類されている。
しかしモンシロチョウやスジグロシロチョウは幼虫の食草がアブラナ科なのに対して、
モンキチョウやキチョウの食草はマメ科ということなどで別のグループとなっている。
花に蝶ばかりでなく、ちょっと草むらを覗いてみるとほかにも昆虫がいる。
チョウは幼虫が葉を食べるが、ゾウムシやハムシは成虫も葉を食べる。
これは翅が瘤のように盛り上がっているのでシロコブゾウムシだと思う。
たいていのゾウムシのように象のような鼻にはなっていない。
光線の具合でちょっと青く見える小さなアブがいた。
ミズアブの仲間かと思うが詳しくは分からない。
口のところに小さな付属肢のようなものが見える。
アブの仲間には花に来るものも多いが、ミズアブの仲間は何を食べるのだろうか。
でも誰にも好まれるようにしているのが多いかもしれません。
ヒルガオの葉はジンガサハムシの好物で、丸い穴が無数にあいているのはその証拠らしいです。
シロコブゾウムシは体も顔もひょうきんですね。
分かれていることがあるかと思えば、色んな虫に好まれるものもあったり
逆に見向きもされないのがあったり、面白いですね。
お隣の空き地にたくさん生えてきているヒルガオの葉には丸い穴が無数に開いています。
クズも葉のふちが食べられて多くがギザギザに。食べたのだぁれ?
シロコブゾウムシのアップ、ちっちゃな目が思いのほか可愛いですね(^^)