天神島など海岸の植物には頭にハマがつく名前のものが多い。
ハマナデシコ(ナデシコ科)
ピンク色がきれいなのはハマナデシコ。
茎の先に花が密生し大きな葉も柄がなく茎についているのでカワラナデシコなどと趣が異なる。
ハマボッス(サクラソウ科)
最初の写真でハマナデシコの向こうに小さく見える白い花はハマボッスだ。
花序の下の方には実が出来ている。
右の方のは既に熟していて、そのうち先端に孔があいて種子が飛ぶらしい。
ハマツメクサ(ナデシコ科)
ハマツメクサは近所の道端に咲くツメクサと区別が難しい。
天神島にはピンク色のウシオハナツメクサも咲くのだが、前の台風などの影響を受けたらしく見られなかった。
ハマヒルガオ(ヒルガオ科)
ハマヒルガオが広い範囲に這い、たくさんの葉を広げていたが花は一輪だけだった。
花期が終わっていたのだろうか。
ハマダイコン(アブラナ科)
ハマダイコンの花期も少し前だったようだ。
地中にはどんな大根が出来ているのだろう。
ハマゴウ(クマツヅラ科)
逆に花期に少し早かったハマゴウはクマツヅラ科の低木、つまりニンジンボクやムラサキシキブの仲間だ。
ハマのつくのはまだまだあると思いますが、天神島だけでもたくさん咲いていました。
ハマナデシコは江ノ島から境川沿いに上がっていったのか、どなたかが植えられたのか。
いずれにしても海岸でなくても花が咲くものなのですね。
というか海岸の厳しい環境で鍛えられ、葉や茎などもたくましくできているのでしょか。
近くもう一度訪れますのでハマゴウの花も見られるかもしれません。
この中でハマナデシコは、過去に1度だけ見た事があります。
なぜか境川沿いで1株。どなたかが植えたのか?? 可愛いですね。
ビジョナデシコとよく似た花の付き方ですが葉っぱは
だいぶしっかりしていますね。
ほかのハマなんとかさんたちも、葉っぱは皆しっかりしていて、
やはり潮風対応仕様なんですねぇ。
ハマゴウは紫色のきれいな花が咲くんでしたっけ。惜しかったですね。