不動尻の沢でミソサザイの声を聞くも姿は見えず。
代わりにカワガラスがいた。望遠レンズでなかったのが残念だ。
沢辺ではハナネコノメの盛りが過ぎていた。
今の時期に旺盛になってきたのはトウゴクサバノオだ。
トウゴクサバノオ(キンポウゲ科)
ハナネコノメと同じようにトウゴクサバノオも岩の上など湿った場所を好む。
一株に数本の花茎が立ち上がっているが、ほかに閉鎖花もつけるらしい。
直径6mmぐらいの小さな花なのに黄色い蜜弁がよく目立つ
ハナネコノメの咲いた岩の上には、ほかにミヤマカタバミも顔を出していた。
ミヤマカタバミ(カアバミ科)
白い花弁は3cm以上もあってカタバミよりずっと大きい。
おーちゃんの記事をまとめて拝見すると、春の歩みが目に見えるかのようです。
なんだか時間を縮めた映像で、地面や木々の花の咲く範囲が
サーッと広がり移動してくるのを見たときのような気分。
森や山では、春の花たちがそれぞれの短い花期を精一杯咲いては
次へとバトンタッチしていっているのですね。
今日のトウゴクサバノオ、前にもご紹介いただいたでしょうか?
あまりの可憐さにいっぺんに虜です。覚えておけますように。
ミヤマカタバミも清楚で素敵。山の中で咲く野の花でも、
ときに大きな花をつけるものもありますね。
1週間とか10日の間に季節がどんどん進んでさまざまな花が咲きました。
もちろん桜も今が盛りと咲いています。
トウゴクサバノオは1週間前の「蓑毛の草花」で先兵体が咲いたのを載せました。
ハナネコオメとは異なる可愛さがありますね。
ミヤマカタバミは前には蓑毛でも見たことがあります。
日差しの加減か、その時はもっとしっかり咲いていました。