おととい、所属する自然の語り部サークルで市民の森を歩いた。
大きな木の小枝から、こんなものがぶら下がっているのを教えてもらった。
中央の二本の木の間の上のほうにあるのだが、
長さ5mmぐらいでは目を凝らしても分からないほどだ。
木の上の方を取り出したこの写真の、
真ん中より少し上にポツっと白くみえるのがそれだ。
先生から蜂の繭だと教えてもらったが、
蜂というのはいわゆる蜂の巣で育つとばかり思っていた。
この蜂に名前を付けてみようということになり、
いろいろ頭をひねって一人一つずつ名案(?名前の案)を出した。
ツリガネ,コメ、ツツ、マユ、マダラ、ウズラその他、
この姿の特徴を表わす言葉を使った名前が20以上も出た。
多数決により絞り込んでいった結果、このサークルでは
マメタワラバチ と呼ぶことにした。
ところが先生から和名を教えてもらって驚いた。
ホウネンタワラバチと言うそうだ。後半が合っている。
ホウネンタワラチビアメバチとかホウネンタワラヒメバチとも呼ばれるそうで、
イネの害虫フタオビコヤガの幼虫に寄生する益虫だ。
細い糸で稲の葉にぶら下がっていることもあり豊年俵と喜ばれたのだろう。
この繭から蜂が飛ぶ瞬間を見ることが出来るだろうか。
家の軒先にぶら下がってくれると、経過観察がしやすくて飛び出すときも見られるのだけれど、そううまくはいかないですね。
繭の中は個室だと思います。
生き物の名前は頭の体操になります。ほかと区別できる特徴を入れて、できれば親しみやすく短いものとなると難しいものです。
新種を発見するには今あるものを十分理解している必要があるのでしょうね。出来たらうれしいですが・・
多分、女王蜂もいないのかな?
私の中の蜂の世界が広がりました。飛ぶところを見たいものです。
かわいいですねえ。
どうやって飛び出してくるんでしょうか?
見てみたいなあ。
繭の中には、一匹だけ入っているんですよね?
ホウネンタワラバチ!
蜂は蜂の巣と思ってましたからびっくりです!
昆虫の名前、植物の名前、
命名するのって楽しそうですね!
いいブレインストーミングになりますね!
おーちゃんも何か新種発見して名前を付けて欲しいな~~~! ○○○オーチャンとか。(笑)
この蜂には「蜂の巣」は存在しない?
何だか単純な頭では理解できない事が山ほどあるんですね。
でもこの蜂の名前はとても素直に納得できました。
おーちゃん、繭から孵化した瞬間が見られると良いですね~
明日はちょっと別のを見ます。
オオゴマダラの繭も見事なものでしたね。蜂も小さいながらがんばっています。
これぐらいの大きさだとシジュウカラなどが食べそうでもありますが、不味いのか餌らしく見えないのか何か工夫があるのでしょうね。
蜂の姿をネットで調べてはいますが、実際に飛ぶところを見たいものです。
ぶら下がっているのはミノムシなどと同じ理由でしょうか。聞いてみたい気がします。
どんなハチか知りませんが「がんばれ!」って言いたくなります。
最初、写真を見たとき、伊丹のチョウ温室で見た
金色のオオゴマダラの繭に似ていたので、
チョウの繭かと思いました。
木の枝の間にぶら下がっていたら、鳥の餌食になりそうですが、
食べても不味いのか、狙われないでしょうね。
可愛いのでホッとさせられますね。
名前もなるほどですね。どのような鉢が出てくるのか楽しみと言うほかはありません。
ぶら下がっている方が危険が少ないとか何か好都合なのでしょうね。
この蜂は、いい名前を付けてもらったようです。
俵も草履も藁を使ってうまく編むものですね。完成する前に手がガサガサになりそうです。
蜂は集合住宅住まいばかりではなく
一戸建て住宅の蜂もいるのですね。
稲を守る益虫なので良い名前を付けてあげたのですね。
私はね、見た瞬間「あっ鶉の卵」と思い、ざる蕎麦が脳に浮かびました。
どうやら私の脳みそは「食べること」限定のようです。。。
本当に昔の人のネーミングは洒落ていますね。
この繭がぶら下がっていると、イネが被害に逢うことが少ない→豊年になる→沢山俵が作られる、そういう風に発想したんでしょうね♪
ところで秋に「房総のむら」へ行ったら、稲わらで俵を編んでいました。
筵の部分が長方形なのは知っていましたが、円筒の円の部分もちゃーんと円形に編むのですネ。
その時は感動しながら編むのを見ていたのですが・・・・もうすっかり忘れちゃった!
またハチの仲間は種類が多くて、アリも広い意味ではハチだとか。蜜蜂やスズメバチだけではないことを知りました。
繭の5mmって驚きます。 米粒ですものね♪
蜂も繭とはね~~~。。。。。
その日に限ってたくさんの人に見つめられて、名前まで考えられているとは露知らず寝ていたのでしょうか。何か夢を見ていたりして・・
でも稲についているかもしれないんですね。私も探すことが出来そう。
しかしネーミングがほぼ正解なんてすごいですね。
何も知らずに中で寝ている蜂を想像して一人で笑っています。
この近くを歩きましたが、ほかには見つけられませんでした。
名前からすると田んぼ近くにもいそうな気がするのですが、これから気にして見ます。
先日の観察では驚きがほかにもあって面白かったです。明日にでも・・
繭の模様、パンダの赤ちゃんに似ていますね。発見ありがとうございます。
ホウネンタワラのほうは繭から、チビアメは成虫の姿から来ているようです。それを見たいものですが、どうなりますか。
私も目からウロコでした。
ミノムシに比べると、ずっと小さくて丸く可愛いものでした。
この繭は、森や林を散策したらどこででも見られるんでしょうか?
5ミリじゃなかなか見つけられないないかもしれませんね。
生物の不思議を感じます。
めでたい名前がついてるのも微笑ましいです。
青虫につく黄色い繭のことは知りませんが、虫の世界で寄生というのはよくあることのようですね。
このサークルは年代的に高いので、昔の人と感性が近いかもしれません。ただ稲作などにかかわっていないので豊年というような言葉は出てきませんでした。
異例でなくて、この蜂はみんな繭を作るようです。
蜂の巣を作るものとそれ以外のものとの詳しいことはまだ勉強できていません。
名前付けたら元名に似てた。
こりゃまた驚き桃の木・・・・
もうやめます。
可愛い繭です。ハチの仲間に繭の中で冬を越すのがいたんですね。
一番下の写真、パンダの赤ちゃんに見えます。
ホウネンタワラチビアメバチ凝った名前を付けたのですね。羽化する所見られたら宜しいですね。
楽しみにしております。
また、新しいことを目にしました。
目からうろこって、どのくらい落ちるものなのでしょう?
ありがとう、ございました。
みのむし思い出しましたョ.
又 遊びに 来ます.
初めて知りました。そういえば、子供のとき畑で青虫を捕まえ
箱の中で飼っていたら、やがて青虫は死んでしまい傍らに
小さな小さな黄色の繭が残ったことがありました。
あれもきっと寄生していた小さな虫(蜂かも?)だったのかも。
(おーちゃんはご存知ですか?)
皆さんが知恵を出し合って付けた名前が本名とほとんど同じだったとは。
人の感性は今も昔も共通しているという証拠でしょうか。
益虫であることから豊年俵… 現代人と違うのは、昔の人は
もっと自然と密接に関わりあって、植物と虫との関係などを
よく知っていたいたという点かもしれませんね。
これは異例なのでしょうか?
それともこの種はこれが通常なのでしょうか。
それにしてもとーっても小さいのですね。
すご~い!
このサークルでは、植物を見てすぐに「この名前はこうで、何科で特徴はこう、こんな花が咲きます」というような形でなく、自然を見て感動したり興味をもって観察する。そしてその面白さを子供たちにも伝えられるようになることを目指しています。
蜂と言っても種類が多いことが分かりました。蜂の巣は思い込みだったのですね。
飛び立ちそうな季節が近づいたら毎日のように観察に行かないと見られないのだろうと思っていますが、見られたら幸運です。
この繭の中から蜂が~? 繭からは蛾だとばかりと記憶していたら蜂が出てくるとなると一大事・・・。わが、脳のソフトを入れ替えねば・・・。
参集者の人たちに名前を募る。中々名案・・・そして先生が最後に種明かし。このようにすると、いろいろなものを連想して、他にも関心を抱き、ホウネンタワラバチも鮮明となって記憶力も倍加するでしょう。
私も蜂の巣だけかと思っていました。
楽しいサークルのようですね。
「名案」でした!
確かに…この繭から飛立つ瞬間を見てみたいですね!
とても興味があります。(笑)