先日、髭僧の滝に向けて歩き始めたとき近くで綺麗な声が聞こえるので、
見上げると電線に止まったキセキレイがさえずっていた。
ミミガタテンナンショウ(サトイモ科)
やや暗い林ではミミガタテンナンショウがあちこちで独特の花を咲かせていた。
ミツマタ(ジンチョウゲ科)
ヤビツ峠との分岐のあたりの斜面にはミツマタがたくさん植えられていた。
戦前は和紙の原料としてミツマタを栽培していた関係で西丹沢ミツバ岳で群生しているそうだ。
ヤマルリソウ(ムラサキ科)
髭僧の滝方面に進むと道端の斜面にヤマルリソウが見られた。
ヤマルリソウは崩れそうな斜面を好むそうだが、道中あちこちにということでもないのが不思議な感じだ。
ユリワサビ(アブラナ科)
道中あちこちに咲いていたのはユリワサビだ。
ハナネコノメソウやヨゴレネコノメソウが咲く沢の近くでも見られたが、
道すがら林の縁などあちこちに白い花が咲いていた。
根が細いのでワサビ代わりにというわけにはいかないようだ。
昨日まで以上に寒かったがそろそろ春らしくなって丹沢の花の種類も増えることだろう。