ヤマハタザオ(アブラナ科)
細い茎をまっすぐ伸ばして小さな花をいくつかつけているのはハタザオの仲間。
茎の毛や葉の鋸歯の様子から、たぶんヤマハタザオだろう。
アブラナ科らしい十字花。下の方では実になっている。
1ヶ月ほど前にヤブレガサ(キク科)がこのようにたくさん顔を出していた。
花芽からそろそろ蕾になっているのだが、茎が異様に膨らんでいるのがあった。
ヤブレガサクキフクレズイフシという虫こぶだ。タケウチケブカミバエが産卵したせいらしい。
イスノキ(マンサク科)の葉にも虫こぶができていた。
イスノキの虫こぶはイスノキエダコタマフシ、イスノキエダイボフクロフシ、イスノキエダチャイロオオタマフシ、
イスノキエダナガタマフシ、イスノキエダホソナガタマフシ、イスノキハグキタマフシ、イスノキハコタマフシ、
イスノキハタマフシなど多くの種類がありアブラムシによるものが多い。
イスノキエダナガタマフシなどは大きくて穴をあけると笛になることで有名だ。
この虫こぶ(イスノキハタマフシ)は葉の表側は丸くふくれ裏側では尖っているのが面白い。