横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

田んぼ、水まわりの草

2009-09-22 07:00:29 | 近所

ミゾソバ(タデ科)
田んぼには田植えのころから水が張られ、稲刈りのころも湿地といってよい。
したがって水生植物や湿地を好む植物が元気に顔を出す。

ここの田んぼは今年から「ふゆみずたんぼ」を始めた。
稲刈り後の冬も水を枯らさずメダカなどの水生動物も生き続けることができる。



コナギ(ミズアオイ科)
その田んぼまわりに紫色の花がいくつも見られた。
イボクサなどと並び、むかしから水田雑草の代表とされたコナギだ。



ハート型の葉と茎が横に広がり、その葉腋の基部に複数の花をつける。



6枚の花被片があまり開いていないので花の構造が分かりにくいが、
雄しべは青い葯をつける1本と黄色い葯の5本がある。

いつか分かりやすく撮りたい。



イボクサ(ツユクサ科)
イボクサも盛んに勢力を広げていた。



ツユクサの仲間らしく6本の雄しべに長短がある。

これも、いつか分かりやすく撮りたい。



ミズワラビ(ホウライシダ科 または ミズワラビ科)
すぐ近くの休耕している田んぼには、水生シダ植物のミズワラビがいっぱい。

一つ一つは手のひらか、もう少し大きいぐらいだ。



食べられるかどうかよくわからないが、初めて見て大変面白かった。