横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

石榴草

2009-09-14 07:00:41 | 近所

ザクロ(ザクロ科)
ザクロの実、まもなく割れるだろうか。



追分市民の森の畑の縁で小さな白い花がたくさん咲いていた。



ザクロソウ(ザクロソウ科)
初めて見た花で、調べてみたらザクロソウらしいと分かった。

葉や実がザクロに似ているから命名されたとのことだが、葉はどうだろうか。



直径3mmぐらいの花には花弁がなく萼片が5枚。
雄しべは写真では3本だが中には4、5本のもあるらしい。
写真では分かりにくいが子房から花柱が3個出ている。



名前が分かってから、特徴的なところを確かめようと再度撮りに行ったら、
このように花がなかった。

どうやら朝、日差しを受けて開花し、午前中には閉じてしまうようだ。
だから、こんな花があることに気付く人も少ないかもしれない。


スベリヒユ(スベリヒユ科)
この閉じかけのスベリヒユなども同じような性質を持っている。
スベリヒユの場合は花があったことも分からないほどに変化するので、
いつかまた経過観察したい。



ところで二つ上の写真は花がなくてガッカリした時のものだが、撮っておいてよかった。
画像を拡大して眺めていると、小さめで薄い色の蕾に混じって紅っぽい実が見えた。




さらに別の部分を拡大すると実がはじけている。

なるほどこれならザクロソウと納得できる。