近所でヒガンバナが咲き始めた。
いくつかの花がシベを放射状に伸ばして、一つの花のような形を作っている。
この色と形に誘われたか、やってきて花の芯を探っているのはキアゲハ。
よく似ているアゲハは湿地で水を吸っていた。
カラスアゲハなどを含めてアゲハの仲間は大きくて目立つ。
これはアゲハに似た模様だが、タテハチョウの仲間のアカボシゴマダラだ。
もともと南のほうや中国に住むチョウだけど、誰かが放蝶して神奈川に住みついたらしい。
こちらはカタバミなどのまわりでしばしば観察できるヤマトシジミ。
平地では最も数の多い蝶ではないだろうか。
小さいけれど、羽の細かいデザインはなかなかのものだ。